独身貴族六話&クロコーチ六話感想

■独身貴族六話
草彅剛と伊藤英明、北川景子のかもしだす微妙な距離感が、なんとも見てて楽しい六話だった。が、草彅ははじめから北川のことはあきらめてるらしい。まあ、キスしてるとこ見ちゃったわけだし弟だしね伊藤は。しかし、大事な靴まで捨ててしまったとは・・。もう、反動でだいぶ平岩との結婚に前向きになっちゃったんだね。

草彅の許婚みたいな平岩紙は、ようやくギャグポジションじゃなくて表になってきてよかったけど。でも、このドラマの北川がなんか素敵すぎて、ライバル候補にはならないかなあ。蓮佛美沙子ですらそうだし。ひとりのヒロインを素敵に映していくっていう部分で、このドラマは映画的なのかも。。最近はみんな主人公的にするドラマも多いからね、ある意味、このスタイルのドラマってスタンダードだけど見やすいしぶれてない。が、独身貴族っていう内容ではないけどな(笑)

いいこと?冗談じゃない、人生で一番大切なものを見つけたんです。という伊藤の台詞がよかった。よくよく考えると凄まじいけど。北川と恋人同士になれた伊藤、あくまで脚本家として見ようと心掛ける草彅。大人のピュア系恋愛ドラマとして結構楽しいです。


■クロコーチ六話
清家(剛力彩芽)が、病院の廊下の椅子にひとり、深刻な顔で座っている。黒河内(長瀬智也)が撃たれた・・。(やはり、知りすぎたから?・・)「あのう?黒河内さんのご容態は?」ハッとして振り向くと、初老だが、がっしりとした、しかし温和そうな男が立っていた。清家も慌てて立ち上がり「どちら様でしょうか?」「警視庁で庶務係をしております、高橋(森本レオ)と申します。黒河内さんにはプライベートで親しくさせていただいておりまして・・。どうにも心配で。」「それがまだ・・。」その時、手術室から先生がでてきて、財布のおかげで弾丸が致命傷に届かなかったことを言い、命に別状はないと告げた。安心の笑顔を、振り返って高橋に見せる清家。「無事でしたか・・」高橋の言葉に、そのニュアンスに、思わず?な清家。「ではまた、あらためてうかがわせていただきます」高橋は病院を去っていった。

滑車のついた病院ベットが、看護師たちに押され、手術室から出てくる。「黒河内さん!」ベットに瀕死で横たわっていたはずの黒河内だが!その顔は目を見開き、不気味な笑顔を見せていたのだ。思わず唖然としてしまう清家。「・・笑った?」

捜査会議では、弾丸の鑑定結果から38口径とわかるが、線条痕からその拳銃が犯罪に使われた経歴はないとのこと。二課からの情報では、黒河内を怨んでいる人間はあまりにも多いため怨恨の線で犯人を絞るのには時間がかかるという。「警官が撃たれたんだぞ!急がしてくれ」
現場付近の聞き込みでは、自転車に乗った不審な男が目撃されていたという所で、犯人が自首してきたのだった!「・・・」清家はいまいち納得がいかない。

病院にいくと、黒河内は清家に笑顔で挨拶するくらいの回復をみせていた。分厚い札束が入った財布のおかげで命が助かったことを伝えると、「冥土の道も金しだいだねぇ~」と不敵に笑う。
自分を撃って自首した犯人が、暴力団赤刃組の構成員で、組の抗争で撃つつもりが人違いで撃ってしまったと供述しているということを清家から聞いた黒河内は、「赤刃組ねえ。撃たれる瞬間、俺と目が合ったのに?」「・・?」「自首したのは多分、本当の動機を隠すため。まあ、俺も煽りすぎたからなあ。越後と沢渡が手を組んじゃったんでしょう。まあ、これでひとつハッキリしたよね」「・・赤刃組と桜吹雪会は繋がっている・・?」「正解~」黒河内は清家を指さした。

黒河内は今回の銃撃で色々な伏線の裏付けが見えてきたようだ。清家に赤羽組方面からつめて情報を集めてもらうように頼む。暴力団に詳しい政治家を教え、当たってもらうことに。黒河内は色々な意味を含めて三億円事件の真相を知りたいと清家に言う。「やはり、三億円事件の犯人は生きてるってことなんでしょうか?」「それは、桜吹雪会の正体がわかれば、はっきりすると思うよ?ま、正体っていえば他にもあるんだけどね・・」

畑山という政治家に会い、赤刃組のことを聞こうとする清家。渋る畑山だったが、以前黒河内に賄賂を渡している証拠をみせると話始めた。こういうときのために、黒河内は色々とアコギな事をしているのかも知れない。。赤刃組は、吹雪ホールディングスという持ち株会社に買収されて色んな産業に進出し、今はほとんどの構成員はカタギになっているという事実。それ以上のことは本当に知らないと言う。だから無事でいられるのだと・・。それ以上知りたければ、先代の組長に会うといい・・と言われた。

その組長に会う清家。もちろん黒河内に言われて手土産のバック持参で。。そこには大金が入っていた。組長は、吹雪ホールディングスの傘下になり表向きはカタギになったが、その裏で、何か事件があるとちゃんと検挙される暴力団の代表になったという。要するに、<警察の成績を上げるための、警察ご用達の暴力団>「そうだ。吹雪ホールディングスとはあんたがいる警察のことだよ。警察は正しい存在であり続けるために、裏で赤刃組を所有し、赤刃組もまた、生き延びるために敵であるはずの警察権力に係合した。それに盾突き、組を追われたのがこの私だ」「誰が善で誰が悪か・・」清家はうめく。
この先代組長は、清家の父親の死についても何か知っているようだった。三億円事件と桜吹雪会のことも。それを聞こうとすると、ヘルパーがきたので、また明日話すと言った。

黒河内いわく、頑固じいさんだと知っていたので、金+被害者の娘が行けば、口を開くのじゃないかと睨んでいたとのこと。。清家はそれを知りげんなりするが、黒河内にちゃんと聞いたことを報告。「吹雪ホールディングスは警察でした。桜吹雪会の発端は三と聞こえましたけど、おそらく三億円事件のことだと思います」「つまり桜吹雪会は、三億円事件がきっかけでできた組織だってことね?」携帯の向こうの黒河内は笑っていた。「はい。もしかしたら、三億円事件は最初から警察が関与していた可能性もあります」「いいねえ、近づいてるねえ。じゃあ次は、歴史を紐解いてみてよ?それがわかれば、少年Sの正体もわかると思うから」

黒河内は、自分の身を守るために清家にだけ病室を変えたことを教えてくれていた。刑事達も血眼になって探したのだが。。居場所はつかめていないようだ。
清家は、そのあとの調べで、赤刃組を検挙しているのは公安ばかりだと知る。赤刃組と公安はセットなのだ。

そんな頃。先代組長がヘルパーに殺害された・・。動機はいかにもという内容だが、到底信じられない清家。つまり、この組長も監視対象だったということだ・・。牛井一課長(小市慢太郎)が清家に聞いてきた。「犯行の少し前までここにいらしたそうですが、どういうご要件で?」「・・それは、黒河内さんの行方を探そうと思い、それで見つかりました。」「どこにいたんですか?」「同じ病院の・・」

黒河内の病室に、警察官の男が近づいていく。明らかに殺害するためだ。すでに黒河内は味方内部からも狙われているため、遅かれ早かれ暗殺される可能性大(泣)
しかし!清家に教えていた新しい病室にもいなかった黒河内。

清家と黒河内は、また違う病院で会っている。黒河内は緊急避難場所をいくつも構築しているのだろう。その網は、清家の思っている以上に凄まじいものなのかもしれない。こうして今、清家の前に、ほぼ怪我も完治した状態で、ヤクザみたいなスーツを着て不敵に目の前に立っているのだから・・。
「じゃあ行こうか?色んな人を不幸にした人を探しに」黒河内が楽しそうに言った。「葉月トモさんもですよね?」清家の言葉に、一瞬止まる黒河内。「・・それは今いいんじゃない?」それでも清家は黒河内を見据えている。「・・それより、三億円事件の犯人知りたくない?」「それは少年Sのことですか?」

黒河内と清家は、海が目前に迫る倉庫群の埠頭で、高橋と会っていた。すでに夜深く、遠くの陸の明かりや近くの船のライトアップが、チカチカと輝く。
「安静にしてなくてよろしいんですか?」「いやあ、ゆっくり休ませてくれない人達がいるんですよねえ」黒河内の言葉に微笑む高橋。黒河内は、薬師寺さんを殺して僕を狙った人達が誰なのかわかったと続ける。「桜吹雪会という高橋さんのいらっしゃる組織じゃないんですか?」笑って指刺す黒河内。「はあ?」高橋も笑った。僕を撃ったのが赤刃組の人間で、赤刃組と吹雪ホールディングスとの繋がり、そして吹雪ホールディングスが警察内部組織で桜吹雪会と同一であること、赤刃組の犯罪歴を公安が担当していること、つまり、赤刃組を影で動かしているのは公安、高橋さんも公安の人間で、沢渡も公安出身、薬師寺さんを事故死にみせかけて殺したのも桜吹雪会の中にいた公安の人間では?「・・私は何も知りませんよ。そもそも、桜なんとかと、三億円事件とはどんな関係があるんですか?」笑顔の高橋が返した。「警察って不祥事を隠したがるじゃないですか?だからもし、あの犯人が少年Sとして、その父親は現職の警察官だったから、その隠ぺい工作をしたことがきっかけで、桜吹雪会が生まれたんじゃないですかね?だからあの有名なモンタージュ写真も偽物だったんでしょ?犯人は、盗んだ三億の金と引き替えに、命拾いしたのかもなあ。冥土の道も金しだいって事なんですかねえ?生きてるんですよね、犯人は?それとも、もしかしてあの白バイ警官って高橋さんですか?」「・・・」45年前の事件当時、高橋は19才だった。偶然なのか年齢が合う。「どうなんですか?あなたなんですよね?45年前、自殺を偽装して捜査対象からはずされた通称少年Sは?」二ッと笑う黒河内。

<薬師寺殺害>の張本人だと黒河内に追いつめられた高橋。
沢渡(渡部篤郎)の要望である証拠品再鑑定を、なかなか踏み切れない越後(板尾創路)。やはり、黒河内にも弱みを握られているのが原因なのだ。沢渡の指令で実行されたはずの暗殺は失敗に終わり、黒河内は生きて自分を脅してくる。沢渡の存在も恐ろしいが、黒河内の存在もまた越後にとっては恐ろしい・・。
ようやく、今回から黒河内のターンが戻ってきたようだが。
はたして・・どうなるんでしょうか。

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この記事へのコメント

LB55
2013年11月16日 17:26
<クロコーチのモンタージュ写真>

って、実は高橋さん(の若い頃)なんじゃないでしょうかね? 庶務課(存在感不明)なわけだし、、、顔も割と似てるようだし(笑)
ヤスキ
2013年11月17日 01:27
>LB55さんへ
ドラマに使われているモンタージュ写真は現実のもので、当時捜査に使われて世に出回ったものです。
色々な説がありますが、捜査が進展しない警察が、やけくそに作ったものだと自分は思っています(笑)
次回で、高橋が少年Sなのかどうか、はっきりするでしょうね(笑)

この三億円事件の時代、学生運動真っ盛りで、色々今とは違う激動の頃だったようです。
宮崎あおいが主演の「初恋」という映画は、三億円事件が内容なのですが、なかなかするどい部分をついていて、ストーリーも含め結構おすすめです。実は小出恵介ともリンクしています。。

なんにしても、未解決でこれだけの大金、戦後最大のミステリーというのは、今でも変わらない存在感だと思います。

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