泣くな、はらちゃん&dinner&ビブリア古書堂の事件手帖最終回感想

■泣くな、はらちゃん最終回
麻生久美子・越前さんは、はらちゃん・長瀬智也とバイバイしたくなくて、自分自身が漫画の世界の住人になる。これはこれで、ひとつの選択肢なのだ。現実の世界と引換に、もうひとつの世界を選んだ。「あの世界は、私がいなくても誰も困らないんです。なんの問題もないの。私なんかいなくなったって、何も変わらないの・・。」そういう部分はたしかにある世界。でもだから逆に、一期一会だから、がんばれたり、優しくできたり、できるんじゃないかなとも思う。少なくても越前さんの一番は、自分の描いていたこの世界とはらちゃんなのだ。彼女の選択を否定することはできないんだよな。

薬師丸ひろ子・矢東薫子が、越前さんを呼び戻そうとノートを振っても、嫌!帰りたくない!と越前さんは泣き顔。はらちゃんは越前さんを抱きしめながらも、その顔は、どこか渋い・・。はらちゃんは言った。「私なんか・・という、越前さんは嫌いです!越前さんは帰るべきです、自分の世界に。帰って自分と両想いになってください。世界と両想いになってください。自分が相手を好きにならないと、両想いにはならないんですよ?越前さん。」はらちゃんの言葉に、越前さんは顔を上げる。「どうしてあなたは、自分に、自分の世界に恋をしないのですか?こんなに素敵な人なのに。・・・あんなに素敵な世界なのに。」そう、はらちゃんは前に、片想いだって美しいと言ったのだ。

その時。越前さんの弟が姉を呼び戻そうと自転車でノートを引きずっていた!この邪魔しかしない弟でも、最後は活躍する。。でも、この弟が最初にノートをいじくったおかげで、はらちゃんは現実の世界にこれたんだから、実は最大の活躍をしていたとも言えるかも。。
おかげで、越前さんとはらちゃんは、現実の世界へ帰ってきた。越前さんの帰還に矢東は、「お帰り。よく帰ってきた。」と抱きしめた。

はらちゃんは、越前さんと再び楽しいひとときを過ごす。丸山隆平・田中くんや、忽那汐里・清美達とも。でもそれは、再び漫画の世界へ帰るというはらちゃんの気持ちが確約されていたのだ。だからこそ、はらちゃんと楽しくするみんなもせつない。

「人はさ、自分の世界を疑わなくなってしまうんだよ。自分のいる世界だけが世界だと思ってしまう。だから、世界の常識と違うことを言ったりしたりする人を、変な人だと決め付けてしまうんだ。おかしいよね、そんなの。だって、今いるこの世界だって誰かが描いている漫画の中かも知れないでしょ?」矢東はそう言って、世界の垣根を越えたはらちゃんと越前さんの仲を微笑ましく思うのだ。だから吹っ切れた矢東は、再び漫画の連載を描き始める。ファンである越前さんはそれを喜ぶのだ。

そして、越前さん自身も変わる。今までは嫌なことがあると、その愚痴を漫画にしていた。でも、それはもうやめにして、自分の態度で示すのだ。世界に対して、少し勇気を出せたのだ。

「きっとどの世界にも嫌ことはあるんです。でも私は自分のいる世界が好きです。越前さんも世界と両想いになってください。それが私の一番の幸せです。愛です。」「はい。」ふたりでノートを開く。別れの時。はらちゃんは漫画の姿になりながら消えていく・・。でもその顔は、誇らしげな笑顔だったのだ。越前さんも笑顔。

みんなの後日談もよかったね。田中くんと清美はくっついたぽいし。清美は人前で歌うようになって、それを応援する田中って感じで。。
最後。雨の日に転んだ越前さんに、傘を差し出すはらちゃん。。ま、越前さんが可愛かったのが一番だったけど。ハッピーエンドでよかった~。なんか色々メッセージが詰まった良作だったですね。


■dinner最終回
以前いた超名店テレーザの支店の料理長になって欲しいと頼まれた江口洋介。でも彼は、ロッカビアンカのためにその話を断った。だが、江口の変人ぶりがいつのまにかみんなの腕と精神面も向上させていたのか、江口が外していても店はいい感じに。。特に松重豊の向上には目を見張るものが。一話ではだいぶ頼りなくて、お忍びで来てた江口に散々ダメだしされてたのにね。。

でも、ミシュランみたいな審査員に出す料理は自信が持てない松重を見て江口は、勝負を提案したのだ。で、同じ皿に二種類の料理が乗っていて、片方は江口、もう片方は松重だったのだが・・。
結果は両方ベタ褒め(笑)ランク付けの星もゲットするが。実は、松重の料理が一番好印象だったようなのだ。。江口、敗れる(笑)

彼はテレーザの支店へ行くと言い、お別れの言葉もなく、まかない料理を残してロッカビアンカをあとにした。
でも彼は、テレーザは断っているので、またどこかの小さな食堂でひとり楽しく料理を作っていたのだ・・。
シーザーもなんとか目を覚ましたようだしロッカビアンカも完全に立て直した。でも、その裏で江口の活躍があったことは、正史では明記されない。歴史の年表には載らないけど、たしかに彼の活躍はあったのだという部分がなんともせつなく、そしてカッコイイ。そんなこと江口には関係ないことなのだ。ロッカビアンカを救った実感と、いい料理を作ることだけが彼の誇り。

最後、江口の後ろ姿を見失ってしまう倉科カナが可愛すぎた。。楽しいドラマだったですね。


■ビブリア古書堂の事件手帖最終回
鍵、お母さん持っていってなかったんじゃん(笑)だよなー、それじゃ不法侵入と窃盗だもんな。。って、今回もそんな感じではあるのか。。でも、二転三転する謎解きはなかなか白熱したね。乱歩の世界に入り込むためのプロセスか。すごいプレゼントを用意したもんだな。
しかし、車椅子の女の人はなんであんなに青白かったんだろ?

剛力彩芽のお母さん・安田成美も、娘や息子の事を<大丈夫と信じて>本探しの旅に出ていたって部分は、納得できるというか、いい話なのかもしれないし、剛力も母親のことを少しは信じることができたのかもしれないけど。本手に入れるためには手段選ばない部分はやっぱし、悪者要素満載なんだろうな(苦笑)

最終章ではAKIRAの出番が何気に減っていたが、暗号を解くきっかけの疑問を投げかけたりと、マニア以外の視点も大事だと思わせるニュアンスも悪くなかった。知識があると逆に素朴な疑問点を見逃すことがあるからね。

なんというか、原作は読んでないけど、ドラマの雰囲気はよかったし、謎解き話も悪くなかった。主人公の剛力が千里眼すぎたけど。。ご愛嬌でしょ(笑)

ムシューダのCMの高橋愛の変ぶりが一番気になってしまったけど・・(苦笑)
最後にAKIRAが本読めるようになって終わって欲しかったけどな。剛力に、内容話して聞かせて貰えるほうが楽しいから読めなかったりして。。

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