「Piece」まとめ

「Piece」まとめ
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http://www.ntv.co.jp/piece/
■一見、若者恋愛ものなのだけど、高校の同級生だったひとりの女子の葬儀で再びみんな顔を揃えるという部分。そして・・その女子の母親から、生前娘が実は身ごもって子供をおろした過去がある事を主人公・本田翼は聞き、しかもその相手だった男子がどんな人だったか知りたい、探して欲しい・・と頼まれてしまうのだ。亡くなった水野絵梨奈は、母親には本田翼と親友だと言っていたらしい。でも実際は、いじめで机の落書きを消していた水野にハンカチを貸しただけの、会話すらしたことのない間柄だったのだ・・。誰ともコミニケーションがなかったような女子が、どんな高校生活を送っていたのか?物語は19才の今と回想シーンの高校時代を主に展開していく。主人公の本田翼も、自分の感情を閉じ込めてしまうような冷めている部分がある。ひとりひとりの心理描写がなかなか丁寧に描写されている。

で、本田が気になる男子役に中山優馬という超女たらし(笑)だが、どこか孤独感がある謎めいた男も主人公のひとり。彼と本田の恋愛ぽい仲よいシーンが一話二話あたりは占めていて、かなり学園恋愛ものぽい感じだったんだけど、やっぱりそれだけじゃない魅力があるんだよな、内容に。
中山優馬は幼少期に母親に監視されているような教育を受けていて、心のどこかに闇が生まれてしまっているのだ。ふたりは仲よい恋人同士になれる寸前に、疎遠になってしまい現在に至る。でも、なんだかんだで本田は中山に惹かれているようだ。

本田の人探しに、もうひとり協力者が現れる。優等生でイケメン、女子にモテていたが交友関係はウブだった松村北斗。実は彼は水野の事が少し好きだったのだ。でも、彼は言う。彼女には彼氏がいるみたいだった、あんな嬉しそうに電話している笑顔を見たことなかった・・と。
彼もプライドが高さが邪魔して感情を抑えていた部分がある。水野のことが本当に好きだったのか、人探しの過程で確かめたいのだ。<俺の知らない彼女を知りたい>

次回六話では、℃-uteの鈴木愛理がピックアップされてできそうだ。鈴木は過去に水野とどんな関係があったのか?そして、ひとりひとりの心がどう変化していくのか?
結構よい感じなドラマかもです。。砂時計の作者のコミックが原作なんだね、砂時計のドラマは、超超はまりましたから。。このブログ始めるきっかけになったドラマだったような気する(笑)


■松村北斗は、友人・安井謙太郎(スプラウトではアラタ役だった。。)から聞いていた。彼女である鈴木愛理が病死した水野絵梨奈の葬儀以来、水野のことを気にしているようだと。
実は鈴木は高校時代にストーカーまがいのメモをたくさん置かれていた。そのメモには中傷など一方的なものばかりで、誰がそのメモを置いていくのかも、もちろんわからない。そのメモの中に<水野を凝らしめる>というものも混じっていたのだ。水野へのいじめが激しくなっていた時期とそのメモが置かれた時期が一致する・・鈴木は自分が間接的にでも関わっていたのなら・・と心を痛めているのだった。
そんな鈴木を必死でなぐさめる安井。ふたりは本当に仲がいいのがわかる。安井は高校時代ずっと鈴木が好きで、卒業式で告白して結ばれたが、実はふたりはその時始めて話したのだった。。

「うまく言えないけど、この人は信用できるって。直感みたいなものかな。。」と安井とのことを言う鈴木。自分の心の感覚を信じているのだ。本田翼は思った。<鈴木さんは間違ったバスには乗らないタイプだな・・自分は、自分の感覚に自信がない。間違ったバスと知りながら乗り続ける人間・・>
でも松村は、こうして本音で話せる本田さんのこと、信用しているよ。と言ってくれるのだが。

鈴木に変なメモを送りつけていた奴の正体がわかった。本田の友人・荒井萌が、女子会で集まる時に先に仲間に聞いておいてくれたのだ。そこで目星がついた。野澤祐樹。
彼は屈折した男だった。親からの受験プレッシャーのストレスのはけ口を水野へのいじめ、そして鈴木への気持ちへも歪んで形にしていたのだ・・。会いにきた本田や鈴木に、自分の歪みがばれて大荒れする野澤。
でも本田は・・そんな野澤にも手を差し伸べる。「・・一生、他人を拒絶していくのもありだけど、ちょっとしんどいよ。大丈夫、まだ間に合うから。いっしょに引き返そう?」
そして。野澤は泣きながら教えてくれた。はけ口で水野をいじめていたのは本当だけど、きっかけは、セクハラ体育教師・高橋努を水野がかばったから。そして野澤は見たのだ。高橋のアパートへ水野が入っていくのを!「あいつらデキてたんだよ、サイテーだろ?不倫だよ。」

体育教師高橋のセクハラの噂をしていた時、「先生はそんな人じゃないよ。そういう無責任な噂・・」と言ってきた水野。引っ込み思案で、人とほとんど話なんかしなかった水野は、どうしてそこまでして高橋をかばったのか?
高橋に会いにいった本田達を待ち受けていたのは、高橋の口から語られた意外な真実だった。

高橋と水野は、高橋の小さい息子が縁で親しくなったのだ。本屋で立ち読みしていた息子とそこでバイトしていた水野。引っ越したばかりで友達がいなかった息子と本当に仲良くしてくれていたという。家にも度々来るようになった。実はすでに高橋は妻と離婚していて、水野と息子と3人で遊園地などにも遊びにいく仲になっていたという。その写真を見せられて驚く本田達。本当に家族のように見える、そして水野の満面の笑顔に。

生徒だと気づいた時に一線を敷くべきだったが息子が嬉しそうで。でも、誤解される関係ではないと断言する高橋。水野は家に帰りたくなくて、高橋親子の所へ通っていた。家での居場所がなかったのだ・・。いつか松村が見た、あんな嬉しそうに電話している水野の笑顔の相手は高橋の小さな息子だったのだ。。
でも。水野にも好きな人ができたようだと話す高橋。「彼氏とかそんなんじゃないんです、ほんとに。でも、感情が動くんです、うまく近づけなくて、不安になったり・・。優しい人です。穏やかで、絵が上手な人。いつもアクリルと油絵の匂いがするんです。」

その絵を見せてもらった本田達。それはキャンバスに赤いものがバッと殴りつけるように広がっていた。ザワッとする本田。<中山優馬>!?・・違う、あいつは絵の具の匂いなんてしない!こんな無防備に感情を表現できる奴じゃない!
必死に否定するが、どうしても中山の事が頭から拭えない。そして、水野の存在が鮮明に自分に映る、今になって。あの頃の自分は何を見ていたんだろう・・?何も見てなかった、感情を閉じ込めて。
きっとみんな、それぞれの目には違った世界が見えていたんだ。

本田はその絵を持って中山優馬の家に向かう。高校時代は何度も何度も通った。ふたりは恋人とも友人とも違う、でも恋のような友情のような、誰にも秘密な関係だった。<この男に会うといつも混乱する・・でもこの人をなかった事にして私は先に進めない>
さて、どうなるんでしょう?楽しみ。


■水野絵梨奈の生前の事を知りたい、という水野の母親の願いから始まった、水野の彼氏探しという人探し。だが、その終着点は<水野自身が家にいたくなかった、親と気持ちがズレていた不和で悩んでいた>という事実。娘のことを知りたいと願う母親の願いは、そのまま何も知らなかった事の意味が示す通り、母親を泣き崩す事実だった・・。
水野の彼氏の描いた油絵を見た瞬間、中山優馬の存在を妙に意識してしまう本田翼。確かめに中山の家に向かう本田。

その中山の家は3年前、まだ高校二年だった頃、中山の何かに惹かれ、入り浸った。彼はほとんどひとりでその家に住んでいた。優しいけどどこか希薄で色がない、そんな男。色んな女の懐には入るが自分は見せない。そして、近づきたくても本質には近づけない。それでも、キスとハグまでの関係だったが、ふたりはじゃれ合うように仲がよく、この家のお手伝いさんとも親しくなる本田だった。が、彼の過去にふれるビデオを見たことを知った中山は本田を拒絶した。「もう君、いらない。」
彼は著名な精神科医の母親の実験で、カメラ監視されたりする子供時代をこの家でおくらされていたのだった・・。

「入んないの?」「・・この絵、あんたが描いたんじゃないよね?」「俺が?絵なんて描くと思う?キャラ違うっしょ。」
ホッとしたのか、中山の前と変わらない陽気さに安心したのか、前のようにいつの間にかじゃれ合うふたり。
松村北斗と鈴木愛理の前では中山との事を隠しているが、ふたりはなんとなく本田の気持ちを察したのか言う。「傷つけられんなよ?」

そして。あのお手伝いさんと久々の再会を果たす本田は、彼女の口から驚くべき事を聞いた。
実験のためにわざとストレスを我が子に与えるような母親の目を盗んで、実の兄と合わせていたと。兄弟でも別別に住まわせていたのだ、それも実験・・。そんな状態で偏った人間に育ってしまったと悲しむお手伝いさんは、あの日、本田がビデオを見れるようにわざとその部屋の鍵を開けておいた。誰かに壁を壊して救って欲しかったのだ。

秘密の兄弟の再会はふたりにいい影響を与えていたと仲良く遊ぶ姿を見て思っていた。が、わからない・・というお手伝いさん。現在ふたりに接点はないのだろうか?
本田は中山の兄に会いに茨城に向かった。そこの駅に以前、中山とふたりで来たことがあることを思い出す。<やっぱり・・来たことあったんだ>

その頃。松村北斗は、美術部だった後輩からある事実を突き止めていた。その後輩が、夏休みお婆ちゃん家の駅でデッサンしていたら、偶然水野を見たという。スケッチには水野が油絵を小脇にしている絵も混じっていたのだ。
松村は本田に電話する。「高二の冬休み、元カレが茨城に住んでて、何度も訪ねてたんじゃないかな?」「・・茨城!?私、もしかしたら、あとでくわしく話すけど、中山のお兄さんだと思う!水野さんの元カレ。」「!?」

本田が見た中山の兄が住んでいるという家、それは弟が住んでいる家と形と色、瓜二つだったのだ・・。

という、こんな形で本田の恋愛パートと人探しが合致したな。。水野絵梨奈はこのドラマだとおとなしめな幸薄女子とした印象だが、実はE-Girls波形FLOWERのリーダーでダンス滅茶ウマ!なかなかスタイリッシュなグループ。


■その建物は中山優馬が住んでいる家と形と色が瓜二つといってよかった。ひとつ上の兄もわざと弟と別別にそこに住まわせ、弟とどう違う人格になるか実験していたであろう、精神科医で著名な母親。本田翼には、その目的や行動原理を到底理解できない。でも、そういう環境と様々なストレスをわざと与えられて、つまり屈折して育ってしまった中山優馬の事を、<知りたい>のだ。水野絵梨奈の元カレが中山の兄だろうという偶然よりも、心の奥底では、中山の兄の存在をツテにして中山の事を知りたかった。

が・・。もうその家は別の人間が住んでいた。二十歳の誕生日には与えられていた家は売却され出て行く決まりになっていると中山から聞いたことがある。あと三ヶ月の猶予しかない弟のひとつ上の兄が、すでに家を出ているのは当然の事だった。
その家には、たしかに油絵を描いていた痕跡だけが、中山兄の存在を認識できる唯一のものだった。行方は誰もしらない・・。

結局、じゃれ合うようなひとときも、あの笑顔も、でも中山優馬の本当の部分は、自分は何も知らないままだ・・。今も、電話は全然繋がらない。
駆けつけてくれた松村北斗にも、何もわからなかった事実と混乱と焦燥で、心なくあたってしまう本田。
「あのな・・ちょっと落ち着けよ。いっぱいいっぱいだからって、身勝手に他人をしめだすなよ!ちゃんと説明して。理解するから。な?」「・・・。」

本田は松村に謝る。自分は感情を伝えるのが下手で・・と説明した。周りはクールだと感じてるみたいだけどそんなんじゃない・・。「そんなの、下手な奴いっぱいいるよ。」と、松村の美術部の後輩も松村といっしょに駆けつけてくれていて、話に参加してくれる。「言葉にうまくのせられないから絵描いたり歌ったり、何かを表現しようとしてるんじゃないの?」実は水野絵梨奈の描いた絵を見たことがあって、色使いがとてもPOPで明るい色だったという。イメージと違うだろ?と笑うのだ。「きっとあの子も言葉では表現できないだけで、色々な想いがあったと思うよ?」後輩いいこと言う。。

本田は気持ちを立て直せた。そして、中山の家に再び出向く。そこで見たものは、水野が生前、大事に持っていた油絵がへし折られていて、中山本人は何処かへ行ってしまって行方不明だという事実・・。本田は決める!中山の母親に会うことを・・。

松村もいっしょに付き添ってくれて、中山兄弟の母親・戸田菜穂に会う本田。著名な精神科医で美人、だからといって、息子達を実験道具にしてよいわけはない。だが、本田達はそこには触れず、中山兄の居場所を聞いた。だが逆に、なぜ水野の親御はそこまで娘の付き合っていた相手を知りたがっているの?「不自然じゃない?」戸田は不敵に笑い、問うた。本田はしぶしぶ話す。水野は妊娠して、その赤ちゃんを中絶した事実。それを聞いた瞬間、松村は椅子から飛び上がって驚いた。自分の水野への淡い恋心の決着のために本田の人探しを手伝っていた松村だが、この事実は衝撃だったらしい。そして本田が、中山と思っていた以上に仲いい間柄だったことも知る。本田の横顔を見て、黒縁メガネの目をちょっと悲しそうにガクッとうなだれる松村・・まあ、しゃあねえス。。本田も話せなかったんですよ。

それは兄のほうじゃなくて弟のほうだと指摘する戸田。兄は対人恐怖症の一種の異性恐怖症で、妊娠させるなんてありえない、普通に考えて弟のほうだと笑う。
弟のほうに誠実さを見出したくて、誰かを犯人にしたいだけじゃない?「あの人は悪い人じゃない、彼は可哀想な人だから。そういう女の子がいっぱい来るのよ?私の<患者>としてね?」「・・・。」
そして。二十歳で家を出ていってから中山兄とは連絡をとっていないから居場所はわからない、と言われてしまったのだ。結局ふりだし・・。
本田はまた明日茨城に行き、中山兄の手がかりを聞き込みに回ることにした。刑事か(笑)中山優馬は、また電話にでてくれなかった。行方もわからない・・。

友達の荒井萌もなんだかんだでいっしょに探すのを手伝ってくれることに。でも、中山兄を知っている人はいない。ずっと住んでいたはずなのに、誰もしらないなんて・・「悲しくない?」荒井の言葉に本田は返した。「今は自分の見える世界が全部だとは思わないの。」水野は誰とも関われない寂しい子じゃなくて、色んな人に愛されて懸命に誰かに恋してたのだから・・。コクッと頷き、荒井も笑う。

その時!松村北斗から携帯が鳴った。中山兄を知る人物に今会っている、同窓会サイトで色々繋がりがわかったと。サカタコウジという人物に、本田は会いに行ってくれと頼まれた。サカタコウジという名に異常反応を示したような?荒井萌。
でも、サカタは引越していたのだ・・。というところで、松村と合流。中山兄の居場所はわからなかったが、優馬の居場所はわかったと言う松村。そして、「中山優馬にこれ以上深入りするのはやめてくれ。あいつは人を殺しかけているんだぞ?!」

なんかますます複雑になってきておもしろいんですけど。。荒井萌って役作りなのか随分イメージ変えてるよね。


■「中山優馬にこれ以上深入りするのはやめてくれ。あいつは人を殺しかけているんだぞ?!」
松村北斗が、新たに仕入れた情報で動いていた本田翼と荒井萌。だが、中山兄・ヒロを探している内に、弟の優馬の過去がおぼろげに明らかになった。
東京と茨城で離れ離れだった兄弟、ヒロのほうは母親の実験の作用か、やたら大人しい内向的な性格になり、弟は時より凶暴で、どこか感情が見えない偏った性格になった。
いじめられていた兄を、弟の優馬が不良グループに仕返しするという事が何度も続き、中学になった頃には優馬は、その不良グループに気にいられて、つるむようになっていたようだ。
だが。不良グループのひとりマルオが、ヒロをいじめを続ける。それに気づいた優馬はその場所に行き、あとから駆けつけたグループのひとりが見たものは・・優馬が鉄パイプを持って、マルオは傍で血を流して倒れている姿だった。ヒロは頭を抱えてうずくまっていた・・。
マルオがまったく動かないことにビビる一同。サカタコウジは、なかったことにするんだ・・とばかり、そこの崖から蹴落としてひとりで怪我を負ったことにした!優馬も沈黙したまま、それを見届けたということになる・・。
キドというグループのひとりがこっそり通報することでマルオは一命を取り留めたが、足に麻痺が残る大怪我を負うことになったようだ。

「なあ、本田?おまえは本当に奴(優馬)を愛せるのか?誰にだって間違いはある。でも、ちゃんと選べよ!?選んで引き返せ。自分の意思で。俺は・・流されっぱなしの奴は絶対に認めない。」本田は泣きながら言った。「ごめんなさい先輩。それでも私は・・やっぱり中山が気になる。」「・・・あいつ、優馬。マルオさんを探して横須賀に行ったそうだ。明日、横須賀に行ってみよう。」松村は立ち去った。

やさしすぎるぞ!松村(笑)もう、松村自身はなんのためにこんな人探ししてるのかわけわかんない状態なのに(笑)傍から見ればただのお人好しなんだろうけど、先駆者なんだな、なかなかな奴。。でも、同じ生徒会の水野絵梨奈に惹かれる前に付き合っていた彼女には、プライドが高いぶんウブで不精だったのか、<見掛け倒し>という言葉で振られてしまっていた。。正直、主人公の本田翼より物語を動かしているけど(笑)

「サイテーだね。中山とそのサカタコウジって。たしかにろくな家庭環境じゃなかったのかもしれない。でもだからって、誰かを傷つけていい理由になんてならないでしょ?崖から蹴り落とすなんて・・許せない。」「萌?どうしたの?もしかしてサカタって人のこと、なんか知ってる?」「知らないよ!ほっといてよ!私のことなんて興味なかったくせに!こんな時にだけ気にかけないで!」

学生時代。友達だったが、どこか壁がある本田をおもしろくおもわない荒井がいた。積もっていた不満とサカタのことで爆発した荒井。実はサカタとは一時付き合っていた?ようだが・・それは誰にも言えないのだ。
次の日。本田が荒井を心配して来てくれたことでふたりは仲を取り戻す。本田もこの人探しの旅で、少しづつだが人に心を開いていく術を知っていくのだね。荒井も自分も横須賀に行く!と言った。
風景とか背景、ロケ地がモロ地元なんですけど(笑)

松村と本田と荒井は、マルオに会いに横須賀へ。キドはマルオを気にかけてずっと連絡を取り合っていたらしい。今はプログラマーをしているということだ。

で。そのアパートへ行くと、出てきたのはかわいい感じのマルオの彼女だった。。「それが今、マルちゃん出てて・・。おととい中山って人が訪ねてきて、謎の手紙を引っ張りだしてきて、ふたりして横浜に向かったの。」
謎の手紙というのは差出人不明の手紙のことで、それが一年くらい前からマルオの所へ届いていたらしい。しかも、中山優馬は、水野に頼まれてきたと言ったらしい。「じゃあ、つまりふたりは、その差出人を探しにいったということですか?」そして!水野が彼氏のしたことを詫びたいと一度訪ねてきたらしいのだ!<心を開いてすべてを話してくれたのに、私は怖くてすべてを受け止めきれなかった。だから彼は、私の前から姿を消したんです。でも、後悔しているんです。愛しています、今でも。世界で一番愛おしい人です>
「愛してるって、本当にそう言ってたんですか!?水野絵梨奈本人が!?」松村の問いに、うんうんと頷くマルオカノジョ。。
彼氏のしたことを侘びに?マルオを半殺しにしたのは・・水野の元カレは中山優馬だった・・!?

本田はショックを受ける。水野さんには、心を開いていたの・・?「・・そんな綺麗にいかないよ、恋なんて・・。愛したぶん愛して欲しくなる。それが重いって言われたら、どうしていいかわからない・・。」荒井がそう本田を慰めた。

そして。マルオと優馬のふたりも人探しをしていたが、優馬は携帯を捨てた。着信履歴の本田の羅列を見て。「重いんだよ、あいつらみんな。だから逃げたくなるんだよ・・。」

マルオカノジョの情報で、マルオと優馬はまだ横浜にいるらしい。本田は横浜に行ってみる。と!みなとみらいでヒロとすれ違った!?
なんたる偶然(笑) 

そろそろ佳境。主人公達の心の旅がどう決着がつくのか楽しみです。


■本田翼は中山優馬の兄・ヒロとすれ違う。ついにここまできたのだ。優馬と顔はそっくりだったが、雰囲気はおとなしく、油絵のキャンバスを抱えていた。突然呼び止めた本田に不信感を見せたヒロだったが、水野絵梨奈の名を出した途端に動きが止まる。ヒロにとって、水野は自分の描く絵を好きになってくれた、そしてかけがいのない存在だったのだ。やはり水野の元カレというのはヒロの事だった。

「彼女は人を探しにきてたんだ。サカタコウジを・・。」ヒロは駅で人探ししている女子高生が、自分を過去にいじめていた張本人を探している事に驚いた事だろう。だが、それがきっかけで二人は出会った。対人恐怖症のヒロの事を好きだと言ってくれた水野に、好意を寄せるヒロ。穏やかな日々。だが、すべてを話したヒロに、水野は恐怖して立ち去ってしまうのだ・・。

マルオを鉄パイプで殴りつけ半殺しにしたのは、優馬ではなくヒロだったのだから。優馬は自分がやったと見せかけてヒロをかばってくれたのだ。ヒロはその時、すべてのことから逃げていた・・。
「自分の足でたって少しでも認められたら、何年かかってもいい、彼女に会いに。君は?彼女の友達なの?彼女元気にしてる?」「・・彼女は・・亡くなりました。今年の夏に、病気で亡くなったんです。ごめんなさい。こんな悲しい報告しかできなくて。」「・・うそだ。彼女はまだ19才だよ?うそだ!」ヒロは取り乱して喫茶店を飛び出してしまった。

ヒロは自分の描いた絵が置いてあるアトリエに戻り、描いた絵を燃やそうと火をつける。そこには水野の笑った絵も混じっていた。「消さないで!彼女の生きた証を消さないで!!」本田は必死に火を消した。そこへ、松村北斗と荒井萌が駆けつけた。

松村はヒロにあからさまに敵意をむき出しにして迫った。あんたが水野を妊娠堕胎させたんだろ!?と。「先輩やめて!ヒロさんはたしかに水野さんの元カレだったけど、でも多分違う。妊娠堕胎したのは彼女の親友。」と、そこへ荒井が突然口をはさんだ。「・・私だよ。簡単に遊ばれて妊娠して堕胎した。馬鹿な女は私、水野さんじゃない。あ~あ、バレちゃった。一生このまま隠し通せるはずだったのに。やっぱ無理か。・・水野さんは私の相談に乗って支えてくれようとしただけ。子供をおろしたってメールも私の変わりに相手に送ってくれただけ。」「相手って・・?」荒井は本田に真っ直ぐ向き直し言った。「そう、サカタコウジだよ。」

サカタコウジと急に連絡が取れなくなった荒井は、本屋で恋愛関係の本をまとめ買いする。その時に本屋のレジに入っていたのが水野だった。「妊娠がわかった時も、傍にいてくれたのは水野さんだけだった。コウジ君と連絡とったり、居場所探してくれたり。堕胎の手術をした時も、付き添ってくれたのは彼女だけだった・・。」本田は呆然と立ち尽くして荒井の言葉を聞いていた・・。

すべてが嫌になり自分自身を否定する荒井に、なかったことにすればいい・・とやさしく言う水野。「記憶の改ざんをしたって誰にも迷惑はかからない・・。」
そして荒井は、水野と学校では他人のふりをし、本田達、いつのも女友達とは何事もなかったようにはしゃいでいた・・。記憶の改ざんは、前に松村が水野に言った事がある何気ない自己防衛のひとつだった。松村も、そしてヒロも、呆然として聞くしかない。それぞれがそれぞれに、なにかしらの意味を、影響を与えていたのだから。

「彼女にどれだけ救われてたかわからない!でも私は、水野さんの存在を自分の中から消したの!最悪でしょ?彼女が亡くなった知らせ聞いても、平気で他人の顔して参列してた。ほんと、最悪だ。私は・・最低の最悪の人間だ。」そんな荒井を、本田は抱きしめた。「ごめん。無理やりに笑わしててごめん。気づいてあげられなくてごめん。」本田も泣いていた。自分は今まで、何も見てこようとしてなかった事に、改めて気づかされる。

その時、優馬とマルオがやってきた。マルオはあからさまに片足を引きずっているが、あいかわらず不良っぽい。だが、その目は昔とは違い穏やかだった。優馬が言う。「まさか本田ちゃんが先にヒロを見つけるとはねえ。探偵とか向いてるんじゃない?」優馬はヒロの前まで行き、手紙を渡す。「水野絵梨奈からあずかった遺言だ。」「え!?」

病室で弱っていく水野から呼び出された優馬は手紙を託されていたのだ。優馬とヒロの仲はいつからかズダズダだった。きっとあの事件からか?優馬がサカタ達とつるむようになった頃か?断絶していた弟に、あえて手紙を託す水野。「私は、あなた達ふたりを信じる。」

ヒロが恐る恐る手紙を開けると、<ヒロさん、大好きよ>と一言だけ書いてあった。ヒロは自分の描いた水野の笑顔の絵を見つめ、そして泣く。
それぞれの旅はひとまず終わりをみせた。
松村の知っていたはずの水野絵梨奈は、ずっとたくましくて強い女の子だった。
本田も後日、優馬に好きと大声で告白する。自分の感情を閉じ込めているのが当たり前だった、それを打ち破ることができるまでの物語。告白しても、優馬は厳しい表情をしたまま立ち去る。でも、彼は彼の優しさで手紙をヒロに届けたのだ。

本田は、今なら自分の感情を、自分を、素直に信じられる。

という、なかなかおもしろかった。よくできた。こういう内容のドラマがゴールデンタイムにやってくれると連ドラももっと盛り上がるんじゃないの。。
キャストのみんなもなかなかはまり役だったですね。矢内役の松村北斗が主人公ばりにがんばっていたのに、気づいてみたら女子達誰も彼のことは恋愛的好きじゃなかったというオチで(笑)見掛け倒し万歳。。

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