蜜の味最終回&妖怪人間ベムと坂の上の雲最終回感想

■蜜の味最終回
叔父と姪の関係であったARATAと榮倉奈々。結ばれたふたりは、必然と病院を去ることになり・・新しい新天地を求めて旅立つ。
愛する人、最大の仇がいっぺんにいなくなり、菅野美穂は激しい眩暈に倒れた。代わりにふたりを追い詰める役割を果たしたのは・・榮倉にこっぴどく振られた溝端淳平だった。。彼の週刊誌への情報売り攻撃は、予想以上にふたりを追い詰めていくことになるのだ・・。

菅野美穂、第二部では、ふたりの事を認めていない自分と認めてあげたい自分の両方がせめぎあっていたように思う。主人公ふたりの最大のライバルが迷い続けている状態なので、物語の悪者は溝端に完全にシフトしてしまった。
自分は、菅野がドンドン狂ってきて、いわゆる、溝端祭りを菅野がやるものだと思っていたのだけどね。。

行く先々。仕事が決まれば断られ、病院から診療所、はたまた魚市場で働く榮倉。禁忌を犯したふたりは、週刊誌を見てしまった人々からはやはり、敬遠されてしまっていたのだ・・。
医者としての優れた腕があり、それを振るう場所にいるはずだったふたりだが、今は市場のとなりの小さな診療所と市場で働いている・・。榮倉はARATAの将来を潰したと嘆き、ARATAも榮倉のあるべきだった将来を想った。これでよかったのか・・?

でもふたりは、ちゃんと話し合い、そういう気持ちをふたりで解決していく力があった。でも・・榮倉の母親が脳疾患で倒れたことは、ふたりの絆ではどうしようもない。榮倉が週刊誌でそれを知り病院へ行けば、親を捨てたおまえには会わせられない!と父親に罵倒され、ARATAと縁を切れば会わせてやると・・。
泣く泣く帰路につく榮倉。ARATAも必死にいい脳外科のツテを当たるが・・よくよく考えればこのARATAの行動も常識がない(苦笑)

そこへ。眩暈で倒れて、すべてを洗い流した菅野がふたりの前に登場!榮倉の母親のことは、まかせて欲しいと。
<あなた達は身内を捨てたんでしょう?それで手に入れた勝利なんだから、それ以上求めないで。あなたの一途さは、そういう残酷な一途さなのよ?大勢の傷ついた心の上に勝者はいるの。だから勝者はいつも孤独で当然よ。それくらいの覚悟は持って、生きてください。二人共。>「・・よろしくお願いします。」「・・医師として全力を尽くします。」そして、菅野は離婚届けをARATAに渡す。
誰よりもふたりを引き離そうとしたその人が、最後には、ふたりのこれからの覚悟を教えてくれたのだ。

このあと。ふたりは自分達を知らない外国で、どこかの内戦状態の戦場?で、混乱と嘆きの中で、医師としての腕を振るっている。つかの間の静けさの中で、ふたりは寄り添うように壁にもたれて寝ている。その手はしっかりと握られていた・・。

溝端は菅野に諭され、実家の産婦人科を継ぐことになり、傷心の心を抱えて大学病院を去っていく・・。
ライライ(木村文乃)は同期のジュニアからプロポーズされていたが、どうやら故郷の病院から好待遇で呼ばれているらしい。。
菅野は病理教授・佐野史郎にマジで求婚されている(苦笑)

ハッピーエンドですね?(苦笑)でも、誰も祝福してくれない愛を選んだふたりは、まさに、孤独の道に進んでいくという部分、けじめがあっていいと。代償はあるということですが、たしかにふたりは欲しいものは手にいれたのです。
病院内の登場人物が、もっと物語の本質部分に絡んでくれば、もっと盛り上がったな。ライライ役の木村文乃は出てくるたびにライライと言ってしまいそう(笑)


■妖怪人間ベムと坂の上の雲最終回
ベム最終回。結局、親しい人達の前でその姿を晒しながらも、銃弾をその体に受けて、みんなを守る姿が壮絶でジワッと泣けました。よくできた最終回でしたね。
途中、中だるみしている感がありましたけど。。人情物語でした。

坂の上の雲はずっと見ていましたが、今期の三部の戦闘シーンが本当にド肝を抜かれ、すばらしくてかっこよかった!
戦艦や砲撃、艦隊戦、旅順要塞攻防のあの無謀な作戦で銃弾受けてバタバタやられていくシーン・・。
三部は正岡子規がすでに亡くなっていて登場しない分、まともに戦闘でした。
バルチック艦隊との戦闘あとの戦後部分はあまり詳細に描かれていないのが残念であるけど。まあ、ひとりの人間が見届けられる部分は歴史に置いて一部分なわけで、後の人達が大局的に書いていくことだから。あの兄弟の釣りのシーンでいいのかなと。
戦争には勝っている時点で条約を結ぶことができて、日本は世界にその存在をアピールでき、様々ないい一面を手に入れた部分はあるものの、賠償金を手にいれることはできず・・国内の増税疲弊はなんとも(泣)どの道、ロシアはまだ戦える余力はあっても日本はここまでだったわけだし、この戦争でロシアも帝政が弱体化する。世界の目を奪う物語であったはずです。登って行けばそこに手が届く・・と登って行った近代国家・列強の仲間入りを果たそうと苦心する日本の姿をどう捉えるかは・・。
司馬遼太郎の小説は、関ヶ原が自分は殿堂入りのひとつ。。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 蜜の味最終回&妖怪人間ベムと坂の上の雲最終回感想

    Excerpt: ■蜜の味最終回叔父と姪の関係であったARATAと榮倉奈々。結ばれたふたりは、必然と病院を去ることになり・・新しい新天地を求めて旅立つ。愛する人、最大の仇がいっぺんにいなくなり、菅野美穂は激しい眩暈に倒.. Weblog: NelsonTouchドラマブログ racked: 2011-12-27 08:30
  • 蜜の味~A Taste Of Honey~ 第11話・最終回 感想「もう何も望まない。誰も私達を知らない国へ行こう」

    Excerpt: 蜜の味~A Taste Of Honey~ですが、森本直子(榮倉奈々)と池澤雅人(ARATA)の禁断の愛の代償に流浪の旅を手に入れます。行く先々で週刊誌ネタが原因で迫害を受けますが、流れ流れて元の場所.. Weblog: 一言居士!スペードのAの放埓手記 racked: 2011-12-27 08:56
  • 妖怪人間ベム 最終回

    Excerpt: やはり、最後は火事による別れになってしまいましたね。焼け残った、ゴーグルや帽子、彼等のグッズが… 切ない (;_;) サブタイトル「さよならベム・ベラ・ベロ…人間になれるのか!?最後の大決闘!!.. Weblog: のほほん便り racked: 2011-12-27 09:06
  • 「妖怪人間ベム」最終回感想

    Excerpt:  「誠を事故に巻き込んだのは…。」ベムは夏目に謝る。 Weblog: Kanataのお部屋へようこそ racked: 2011-12-27 10:52
  • 「蜜の味 ~A Tasete Of Honey~」最終回感想

    Excerpt:  「許す事を学ぶために生かされてるのかなぁって。」と彩。  気分を変えるためにハワイでも行ったらと言う細川。  「ひとりでハワイ?」と笑う彩。 Weblog: Kanataのお部屋へようこそ racked: 2011-12-27 10:53
  • 蜜の味~A Taste Of Honey~最終話:もう何も望まない。誰も私達を知らない国へ行こう

    Excerpt: 終わった!(ノ゚Д゚)ノ バンザーイ!! 戦地にて意気揚々と医師として活躍する雅人と直子・・・ ふぅ~ん・・・ 良かったネとはとても思えず、どちらかといえば最後は恋には敗れたかもしんないけど 彩.. Weblog: あるがまま・・・ racked: 2011-12-27 11:19
  • 妖怪人間ベムLAST EPISODE:さよならベム・ベラベロ…人間になれるのか!?最後の大決闘!!

    Excerpt: 感謝…するする!( ̄o ̄*(_ _*( ̄o ̄*(_ _* ) ウンウン やはり彼らは、悪を取り入れてまで人間になろうとはしなかった・・・ 善の心のまま、今後も人間を守ってくれるだなんて・・・ んで、.. Weblog: あるがまま・・・ racked: 2011-12-27 11:21
  • 別館の予備(妖怪人間)

    Excerpt: 12月27日 妖怪人間 下記TBアドレスの別館にTBして頂けると有難いです TBアドレス http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/hum09041/1111.. Weblog: スポーツ瓦版 racked: 2011-12-27 13:47
  • 蜜の味 最終回

    Excerpt: 病理研究室で突如倒れた彩(菅野美穂)の検査結果が出る。 明らかな病状は見当たらず、霧島(佐野史郎)、細川(山崎樹範)、陽華(木村文乃) たちは首をひねる。 一方、直子(榮倉奈々)と雅人(ARAT.. Weblog: ぷち丸くんの日常日記 racked: 2011-12-27 13:56
  • 【妖怪人間ベム】第10話 最終回と統括感想

    Excerpt: 俺達は…人間になりたい。 だが、人間にはならない。 人間が悪の心に負けちまった時、誰かが止めてやらなきゃならないだろ? 「悪」は悪を解放し続ける。 「善」は善で人間を正し続.. Weblog: ドラマ@見取り八段・実0段 racked: 2011-12-27 16:33
  • 【坂の上の雲】第十三回(第3部4話)

    Excerpt: 真之(本木雅弘)立案の「七段構えの戦策」により、連合艦隊はバルチック艦隊に壊滅的打撃を与え、 歴史的勝利を収める。しかし日本の国力は限界にきていた。 アメリカを仲介にロシアと講和を結ぶが、賠償.. Weblog: ドラマ@見取り八段・実0段 racked: 2011-12-27 16:34
  • 【蜜の味~A Taste Of Honey~】第11話 最終回 簡単感想

    Excerpt: あの人たちが目の前から姿を消した途端、私の体が悲鳴を上げたのね。 私は、いったい何と戦っていたんだろう? あの人たちをもう少し早く自由にしてあげていれば 私の心も楽だったかもしれないのに.. Weblog: ドラマ@見取り八段・実0段 racked: 2011-12-27 16:35
  • スペシャルドラマ『坂の上の雲』第3部第十三回(最終回)日本海海戦

    Excerpt: 『日本海海戦』 内容 明治38年。真之(本木雅弘)たち連合艦隊が待ち続けたバルチック艦隊が、 ついに日本海に現れた。 東郷(渡哲也)は、真之が編み出した海軍戦術の常識を打ち破る行動を命じる。 「三.. Weblog: レベル999のgoo部屋 racked: 2011-12-27 17:44
  • 『坂の上の雲』第13回(最終回)「日本海海戦」~日本勝利でナショナリズムがムクムク

    Excerpt: 『坂の上の雲』第13回 「日本海海戦」 前回の『奉天会戦』の勝利もそうであったけど、今回の『日本海海戦』の勝利でもやはり、大国露西亜相手の日本軍の知力による「勝ち戦」を見て、野球観戦で贔屓のチ.. Weblog: 世事熟視~コソダチP racked: 2011-12-27 18:09
  • 「蜜の味」 最終話 もう何も望まない。誰も私たちを知らない国へ行こう 

    Excerpt:  う~む・・・いったい何が描きたかったんだろう・・・・σ(´-ε-`)ウーン… 「禁断の愛」にしては、中途半端だったし・・・まぁ、お二人は禁断の愛を貫いて生きていきますよ~っ ... Weblog: トリ猫家族 racked: 2011-12-27 19:25
  • 蜜の味~A Taste Of Honey~ 第11話(最終話)

    Excerpt: 第十一話「もう何も望まない。誰も私達を知らない国へ行こう」2011.12.22.THU.ON-AIR 東和医科大学附属病院を辞めた森本直子(榮倉奈々)と池澤雅人(ARATA)は、とある地方の駅に降り.. Weblog: ドラマハンティングP2G racked: 2011-12-27 19:55
  • 日本テレビ「妖怪人間ベム」第10話(最終回):さよならベム・ベラ・ベロ… 人間になれるのか!? 最後の大決闘!!

    Excerpt:   個人的には納得の最終回でした。よかったと思います。   私を取り込めば人間になれます。人間の悪を開放するのが自分の正義であると話す、緒方晋作の姿をした“名前の無い男 ... Weblog: 伊達でございます! racked: 2011-12-27 22:40
  • ドラマ「坂の上の雲」第13話(最終回)あ...

    Excerpt: 敵前大回頭。丁字戦法の始まり-----------。ついに今作も3年という月日をかけて完結。最初はこんな長く見たら覚えてられないのでは?とか想いましたが、それぞれの部でテーマや主となる... Weblog: ◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆ racked: 2011-12-27 22:55
  • 「坂の上の雲」第3部最終話常識に捉われない戦術でロシア艦隊を撃破し勝って兜の緒を締めよと言い残した

    Excerpt: 「坂の上の雲」第3部最終話バルチック艦隊との戦闘が始まった。三笠の東郷は直前でターンを指示し斜め回頭したのち三笠は反撃に転じ旗艦スワロフ目掛けて砲撃し、その多くが命中 ... Weblog: オールマイティにコメンテート racked: 2011-12-28 22:37
  • 妖怪人間ベム第9話最終話(12.17-24)

    Excerpt: 「俺たちは人間になりたい。だが、人間にはならない・・・」 自分という悪を取り込むことが唯一人間になる方法だと 決断を迫る名前の無い男@柄本明だったが、 ベム@亀梨和也らはその申し出を拒絶、 夏目刑事@.. Weblog: まっつーのTV観覧日誌(*´д`*) racked: 2011-12-31 00:40
  • 坂の上の雲 最終回「日本海海戦」

    Excerpt: まさに、NHKならではの圧巻的・スケールと贅沢キャスティング、3年という歳月をかけての、類をみない作品。 個人的には「ドラマでみる教科書だなぁ… 」と感じ(明治の大きな流れや二百三高地の詳細なぞ.. Weblog: のほほん便り racked: 2012-01-06 09:38