「SPEC-スペック-」まとめ

「SPEC-スペック-」まとめ
画像
http://www.tbs.co.jp/spec2010/
■一話
<世の中には、通常の人間の能力や常識では計り知れない特殊能力(スペック)を持った人間が潜んでいる>という世界観の刑事推理もの。ケイゾクの世界を引き継ぎ、前作の登場人物も多数出てきますが、やっぱりおもしろかったですね!

ケイゾクが好きで今でも結構憶えています。ファンだった人も結構いたと思うし映画もやりましたしね。自分も観にいきました。渡部篤朗がちょっと狂気染みてるんだけどすごくかっこよくて、因縁の敵もかっこよくて。ってこれは中谷美紀が主演のケイゾクの話で(苦笑)スペックはというと、またケイゾクとは事件内容が違うんですね。

戸田恵梨香はすでに、特殊能力(スペック)を持つものが存在するということを認めていて、それらの能力を持つ犯人達を罠にはめて追い詰めていくようだ。
前作の中谷美紀は、摩訶不思議な状況の事件を現実の犯行に推理しなおして犯人を追い詰めていたわけで、世界観は同じでも、推理部分では180度違うのだ。

で、加瀬亮も凄腕のSIT出身でかなり癖のある奴だがなかなかかっこいい。だが、この男も自分では知らないうちにスペックを使っているのか!?物語の核心に触れる秘密があるようだ。銃弾を跳ね返して部下を意識不明の重体に追い込んでしまう。テロを追い詰めているとどめの最中に、突然自分に発砲してきたのは、部下のSIT隊員だったのだが・・。はたしてこの謎は?

一話の敵も超強い(笑)強かったですね。彼は超身体能力のある男だった。だが、やはり加瀬に弾丸を跳ね返され絶命・・。これでおしまいなのもったいないくらい。。あと謎の青年の登場、彼は時間を止められるのか??こいつが敵なら厄介この上ないのだが・・(苦笑)
なかなか楽しみなドラマが始まりました。


■二話・三話
3話は特にすごかったなあ!このドラマは、独自の世界観でグイグイひっぱっていくすばらしさがある。
2話のスペックを持つ男は千里眼を持つ男だったが、すでに獄中で死刑が確定している。だが。「神の代弁者である私を殺せるのかい?」彼は自分の能力を誇示するために、未解決事件の犯人を処刑すると言い出した。24時間以内に未解決事件の犯人を見つけられなければ、その犯人である人物は処刑されてしまう?

そこでミショウのメンバーが24時間以内に過去の事件を暴くことになる。もちろん、戸田恵梨香は変な女だが(でも可愛い)実は超優秀なので、その事件の犯人を追い詰めて逮捕することに成功する。しかし!千里眼は、「残念ながら、あなた達の負けです。」と宣言!もうひとりの犯人がいたのだ。そしてその女は、千里眼の予告どうり、ひとりの男に殺害されてしまった・・。この獄中の千里眼の男のスペックはやはり本当の最強能力なのか!?

だが・・彼は警察内部の権力によって抹殺される。筆談で自分の死刑の会議が行われていたことを見抜けなかったこの獄中男のスペックは、超強力な<聴覚>だった。広範囲の音を聴き取れる能力があれば、たしかにものすごい情報をキャッチすることができる。愛憎のもつれで起きたこの過去の事件は、ほじくり返したおかげで、過去にそそのかして犯行をやらせた女も、結局もうひとりの愛人に殺害されるという最悪な結末を迎えてしまった・・。過去は過去のままで置いておけば、ここまで人が死に、さらに犯罪が起きることは防げたのかもしれない・・。複雑な心境になる主人公達。

この2話でツイッターが出てきたけど、この流行現象が、事件をひっかきまわしていたのか?という描写もおもしろかった。現在、ありとあらゆる人間がなんでもかんでもつぶやいているのだからね。。まさにあらゆる情報のるつぼな現代社会なわけです。

ちなみに。戸田恵梨香は前にスペックを持った人間と戦ったことがあるよう。それで、そういう能力、人智を超えた能力をすでに疑っていない。そのために、1話の超身体能力を持つスペック能力者には、罠を張って言葉で誘導し、その能力を目の前で行わせ、証拠としてカメラに収めることに成功した。しかし!逆襲されて殺されかける。助けにはいった加瀬亮が、銃の弾丸をスペック?で跳ね返し、超身体能力の男は絶命するが・・。加瀬は自分の能力にまだ気がついていないのか?それとも、この現象はスペックではないのか?警察の裏内部でも極秘にスペック能力者を研究して人材を集めているようだし。こういう展開が好き(笑)でも、シリアス一辺倒じゃなくギャグもちりばめてあるからなあ。すごい世界観だ。

3話は、憑依しまくるスペック能力者だった(笑)どこでも誰にでも憑依できる、この能力者の正体は、超天才の科学者だった。論文や成果など、常に教授に手柄を横取りされ続けてきた、実は日陰者だったが・・。

戸田恵梨香は、死体の状況から恨みのある人間の犯行と睨み、憑依できるスペックがありながら、憎い相手には自分自身の手で殺害したかったはず。と人の心理をついた仮説を展開する。ようするに、自分の手で殺害する偽装のために憑依しまくっていたのだ。憑依されてたからわけがわからなかった・・と言い逃れして無罪になるようにね。
しかも戸田は、コンピュータに強かったため、学者のPCからも消した論文データを拾いあげていた。「コンピュータに関してだけは、私のほうがくわしかったみたいですね。てへっ。ごめんなさい(笑)」

追い詰められた学者は自分が殺ったことを認めるも、刑事に憑依して銃をぶっ放してきた!憑依できる能力を駆使されれば、捕まえることはできないのか!?銃弾は戸田をかすめる!
その時!駆けつけた加瀬亮の銃が、本体の学者の腕を打ち抜いた!「指の怪我ひとつ憑依先の肉体に影響されるのなら、所詮この肉体から離れられないはずだ!」冷静な加瀬の判断で、この憑依スペック者を逮捕することに成功。

この学者をおとりに使って、戸田恵梨香はある人物をおびき出そうとしていた。時間を止める?スペックを持つ神木隆之介を! 電気柵にかかり、感電させたかに思われたが・・スペックを見せびらかした学者をしっかり殺害して、姿を消していた。監視カメラを睨んでいた姿が一瞬捉えられていたのみ!この最強のスペック能力者は過去に戸田と因縁がある、最大の敵なのだろう。決着は!?
そして!雅ちゃんは最終的に野々村係長と結婚できるの?(笑)


■四話~六話
いやいや、マジになってきて、超おもしろくなってきた。スペック能力者争奪戦が本格化してきたしね。

未詳(ミショウ)に相談に来た女性は娘を自殺サイトで殺害されたという。自殺サイトに登録して集団自殺を行ったとされたが、実際はそこで娘は<殺害>されたのだ。という母親。

ミショウの戸田恵梨香と加瀬亮は、その母親を伴い捜査に乗り出した。他の自殺志願者の遺品らしきものも、すべて変形していて襲われた形跡があった。しかも、その自殺志願者の中に、元用兵あがりの残虐な男が混じっていたことが判明。母親はその男が犯人だと主張する。真相を確かめるため、戸田達と母親は自殺志願者としてそのサイトに登録し、ついにその集団自殺の日がやってきた。

自殺志願者達が集まった部屋の天井から突然油が大量に降ってきた!これで全員焼き殺すつもりか!?戸田達の必死の抵抗で、ヘルメットをかぶった犯人はバイクで逃走した。だが!突然ブレーキが壊れ暴走、犯人ごとバイクは崖から落ちる。犯人は死亡した・・。真相は闇の中へ。いや、真相は戸田が解明した。

すべては依頼してきた母親の<復讐>、娘を殺害した残虐男への復讐のため、ミショウに来て警察の助けを借りにきたのだ。母親は<念動力>のスペックを持っていると戸田は判断した。変形していた証拠遺品も、バイクのブレーキも、すべて念動力で壊したと仮説する戸田。だがしかし!シラをきり通す母親。そこで戸田はわかっている真実を話す。<あなたが殺したのはあなたの娘本人ですよ>

彼女は自殺サイトの集団自殺で生き残り、二度と同じことが起きないようにずっと幹事をしていたのだ・・。母親は、自殺しようとした娘の気持ち、母親の自分を拒絶した娘の気持ちを認めることができず、殺されたと思い込みたかったのだろう・・。

怒りと悲しみで念動力を発動させ、部屋中を壊しまくる母親。ガラスの破片がものすごいスピードで飛んでくる!戸田に命中!したかにみえたが!・・加瀬の機転で電気コードをショートさせ、念動力母親を感電させて気絶させた。

これで逮捕できるはずだった。しかし!突然現れた男達にスタンガンを喰らい、戸田も加瀬も気絶。その間に念動力スペックを持つ母親は連れさられた。数人の男達に指示し不敵に笑う男・椎名桔平・・。公安の中でも彼は裏の裏の存在、スペックを持つ人間を確保していくようだ・・。

加瀬亮の先輩だった男もスペック争奪に巻き込まれたひとり。娘を病にされ人質にされて言いなりになるしかなかった・・。病を処方するスペックを持つ人間など本当にいるのか?だが、公安の刑事が次々と健康診断のあとに死亡していることから確実だと断定する戸田。公安刑事はそれぞれが別の職業や立場で町の中に溶け込む。なのに健康診断だけは、ほぼ同時期に行っているのだ。死因も別々だが、誰かが故意に殺害目的で行っていたとしたら・・それは<病を処方するスペック>でやられたと断定できる。

彼女は時間を止めるスペックを持つ神木隆之介と過去に戦っており、スペックの存在を身をもって信じるしかないのだ・・。爆発に巻き込まれた時には、手錠をかけたはずの神木の姿は消えていて、目の前には自分の手首が落ちていた・・。恋人に貰った婚約指輪をつけたまま・・。戸田の吊っている左腕は手首がない・・。よって、それから戸田は彼氏とも別れ心を閉ざす。少し変な女になってしまってもしかたなかったのかもしれない・・。

一体誰が公安の刑事達をスペックで殺害し、今また公安が確保しているスペック能力者を奪還させようとしているのか?神木なのか?それとも、その謎の組織なのか!?

奪還任務に失敗した加瀬の先輩公安刑事・大森南朋は、病を処方するスペック能力者の名を言う直前に、胸を打ち抜かれ絶命した。大森は公安刑事でありながら、娘を人質にとられ、逆スパイの真似事をしなければならなかったのだ・・。泣き叫ぶ加瀬。
だが、この一連の事件の最中に、ミショウも警察内部の埋もれた真実に立ち向かう決意を固めたのだ。そのことに顔をしかめるのは椎名桔平、「いちいちうっせえなあ!クソにたかるハエ共がよ!」ミショウを囮にしていたのに逆に噛み付いてきたのだ。椎名の目的とは?そして・・椎名こそが千里眼のスペック保持者?ともかく、彼はスペック保持者を集めてなにかを企んでいる!

戸田達は大森が必死になって探していたデータを入手する。それはスペック能力者リストだった。公安の奥の奥の情報・・。そこで大森は娘の病を治せるスペック能力者を探していたのだろう。このデータがあるということは、ずっと前からスペックの存在を認知していたものがいるということを表している。やはり、警察内部には何か得体の知れないものが存在しているのだ・・。

大森の娘の病気は手術で治った。だが、その手術をした人間こそ病を処方できるスペック保持者。彼は自分で病を処方し自分で手術するマッドサディストサイエンティストだったのだ!
戸田達の問い詰めで白状し、最後は何者かに囲まれてしまったが・・なぜ、何人もの公安刑事を殺害したのか?なぜ医師なのにそのスペックを使用し続けたのか?彼の胸中は計り知れない。物語は核心に迫っていく!きっと彼も、なにかしらの弱みを握られて、この得体の知れない闘争に巻き込まれていたのだろう・・。
で、雅ちゃんは野々村係長と超ラブラブですけど、結婚するのかどうなるの??(笑)次回は真野ちゃん登場。。ここの部分だけは面白パートだね。。


■七話
真野恵里菜登場!の今回。。いよいよ物語の核心に迫ってきた感じ。

病を処方するスペックを持った医師を追い詰めた未詳(ミショウ)の戸田恵梨香と加瀬亮は、その医師を確保しようと駆けつけるが時すでに遅し・・彼は謎の黒服達とどこかへ行ってしまったようだ。「医者はいい・・人の生命を救える。僕だって生命を救えるスペックが欲しかったですよ・・神は残酷だ・・。」医師の言葉が脳裏に思い出される戸田。彼も誰かに操られていたはずなのだ・・。そう仕向けている人間、または組織がいる・・。そして、警察内部の奥の奥に、スペックの存在を認知して極秘に確保回収している存在もいる。スペックを持った人間達を資源と考えれば、それは途方もない価値があり、武器にもなるのだ・・。戸田は少しずつだが裏でうごめいているものの実態が見え始めていた。

突然ミショウに真野ちゃんが現れる!愛らしい彼女は、よく当たる町の占い師として有名だった。夜12時にはどんな時でもジャストで止めるけど。。彼女はある人物の居所を探りにきたのだ。田中哲司・・<100%未来を予言することができる>スペック保持者だ。一話で戸田達は彼と出会っている。その能力は本物だったが、公安の裏の存在である椎名桔平に確保されてしまっていた。

大森南朋がスペックホルダー(スペック能力者リスト)データを入手した際、自分で手を加えていた場所があった。それが田中の場所。娘の治療のために病を治すスペック保持者を探していた大森だったが、その存在はデータには記載されていなかった。だから大森は、未来を予言できる能力を持つ田中に目をつけたのだろう。しかも、娘を人質にとられて奪還させられた人間は、その田中自身だったわけ。奪還任務は失敗し、大森は何者かに射殺されてしまったが・・。きっと田中にこう頼むつもりだったのだろう<病を治す人間の出没する場所と時を予言してくれ>そう、田中のスペックは使い方次第では総合的に最強なのだ!

戸田達はちょうど公安の誰かが確保しているだろう田中の居場所を探っていたところだったのだ。目ぼしい場所がいくつかある。なにせ、警察内部の人間がやっているだろうことなのだから。
そこへ、なぜか首にギブスをしている笑顔で現れた真野ちゃんは、笑顔でヒョウヒョウと加瀬の頭の中の情報を抜き取っていった。<頭の中を読めるサトリ>のスペックがある彼女は、事態を予測でき、逃げるのも簡単だった。動揺している間に姿を消される・・。

情報を抜き取った真野ちゃんは、椎名と田中の乗った車にいつの間にか同乗(笑)どうやらあちこちでサトリ能力使いまくりで先回りしていたようだ!椎名は真野ちゃんの能力に戦慄・・、田中は未来を予言していて席で震えていた・・。予言どうり、椎名は運転手の突然の裏切りで発砲され、傷を負い道路に捨てられてしまった!死んだ!?

どうやら真野ちゃんはスペック保持者を集めている組織に所属しているようだ。ボスらしき奴に連絡をとっていた。彼女は、世界中のキーマンになる人間の寿命を予言するように脅す。この組織は革命でも起こすつもりなのか!?田中は無心になり必死に抵抗するが・・そんなのも時間の問題だぞ(汗)田中はもう、なにかのために自分の能力を使われたくなかったのだ。

その頃。戸田は、そのスバ抜けた頭脳で必死に真野ちゃんに勝つ方法を練っていた。行き当たりバッタリでは、すべての攻撃をさとられてかわされる・・。コンピュータハッキングで情報を入手していた戸田はある方法をとった!つーかそのハッキング能力にあらためて感心する加瀬。。

戸田は探り当てて潜伏した真野ちゃんの居場所に、通報を入れた。<かわいい女の子の家に変態が立て篭もってる>と。SITがただ女の子を助けるために無心に突入してくれれば、真野ちゃんのサトリ能力もってしても何もサトレない!戸田達の思惑はさとれないからだ。この作戦は成功するかにみえたが・・!田中の予言をサトリ、SIT突入を見破られてしまった!車で逃走される!

しかし。真野ちゃんはすでに罠にはまっていた。戸田は車で逃走することまで予想したうえで加瀬と待ち伏せしてたのだ。ある地下駐車場。首の怪我をしてた真野ちゃん、彼女ほどのサトリ能力がありながら、なぜ怪我をしたのか?なぜ占いも夜12時にはジャストで止めるのか?それは、眠気には絶対に勝てないことを表していると戸田は読んだのだ。頭の中を探れる能力にはそれなりのリスクが生じる、彼女の場合は疲労感から眠気中にはサトリはできないと踏んだのだ。SIT突入が失敗して車で逃走しても、せいぜい10分程度が限界、寝込みに襲撃されないように周辺の地下駐車場に逃げ込むことも予想して、ここ以外を封鎖して待っていたわけ。。真野ちゃんはトリック解説中に寝てしまってお縄でした(笑)

そして。田中は・・この能力を授かってから自分が不自由になったことを告白した。先が見えてしまうから恋愛もできず、こうして謎の人間からも追い回される。自分は自由に生きていきたい・・。それと引き換えに戸田と加瀬の欲しがっている情報を予言すると言ってきた。加瀬は・・田中の苦悩を理解し、その取引に応じた。

加瀬はミショウに配属される前に部下だったSIT隊員に銃弾を浴びせた過去を持っていた。正確には、突然撃ってきたのは部下のほうだったのだが・・。気がつけば倒れていたのは部下のほうだった。加瀬は植物状態の部下をなんとしても救いたかった。<病を治すスペックを持つ人間>の出没する時と場所が知りたかった・・。
そして。戸田は神木隆之介の家の場所を予言してもらう。「あなた達には輝く未来が見える・・。」田中はそう言って寂しいそうに駐車場から姿を消した・・。

戸田と加瀬は因縁の場所へとそれぞれ向かう。決着をつけねばならない。やり残したことへの決着を!

で。真野ちゃんに、奥さんと別れることができないことを悟られた野々村係長は雅ちゃんに振られてしまった??(笑)

戸田に婚約指輪をあげプロポーズしたが、戸田が心を閉ざしてしまったことで振られてしまった東京大学理学研究室所属・城田優もやはり・・物語のキーを握っていそうだね。そして、椎名の生死というかこいつ、まだ何かあるでしょ(苦笑)


■八話
未来を予言できる能力を持つ田中哲司に、戸田恵梨香と加瀬亮は、自分達の因縁に深い事柄を予言してもらうことになる。田中の身柄を自由にすることを条件に・・。強力な能力を持ってしまったために、謎の組織からも国家権力であるはずの公安からも追われるはめになった田中。その身を自由にする選択をしてあげられるのは、未詳(ミショウ)の戸田達だけだったのかも知れない・・。

戸田は、自分の左手を失う原因を作った因縁の相手・神木隆之介の自宅を予言してもらっていた。時間を止められるスペックを持つ神木を仕留めるには、瞬間的に拳銃で打ち抜くしかない。だが、母親が玄関にでてきて動揺する戸田。殺人者である神木も普通の日常がある高校生だった!?と!遅れて神木が目の前に現れ、一瞬硬直するふたり。勇んで銃口を神木に向けるが!その瞬間にはビルの屋上にふたりは移動していた。

あまりの高さに目が眩む戸田。「母さんを巻き込むことはねえだろうよ?」「・・おとなしく自首しなさい。何が目的なの?てか誰に脅されてんの?まさか・・お母さんを人質に?」「・・・君が僕の家族を皆殺しにしたんじゃないか?爆弾魔のくせに、説教なんてマジうざい。死んじゃえ!」パチンと指を神木が鳴らせば、今度は戸田はビルから高速で落下していた!そして・・気がついた時は実家で寝ている。助かったのだ・・。どうやら倒れていた所を発見されたらしい。神木の能力に翻弄され続ける戸田。何がどうなっているのか?時間を止められるスペックを前になすすべもない・・。

一方。加瀬は、病を治せるスペックを持つ人間の出現場所を予言してもらっていた。SIT時代の植物状態の後輩をなんとしても助けたかった。だが、謎のスペック保持者集団の組織に、すでに先回りされていた加瀬は、ヒーラー(病を治せるスペック保持者)をあてがって欲しければ自分達に協力しろと交換条件を要求される。それは、<公安の裏の公安を指揮する椎名桔平を見つけて引き渡せ>
加瀬は警察を裏切ることになってもこの条件を呑む。しかし、椎名は特殊能力を持つ人間を次々と消し、色々な真実を隠蔽しようとしているというのだ・・殺人者だと。

加瀬は提示された情報をもとに着々と椎名の居場所に近づいていく。どうやら椎名は国会議事堂に匿われているらしい。最近怪我をしたらしいが無事だった椎名。彼は防弾チョッキを着ていて命に別状はなかったのだ。現在は厳重警備の中で療養している。こんな所にいる椎名をどうやって奴らに突き出せというのか!?ドアロックを解除する暗号を手に入れていても、そこまで到底たどりつけない・・。
組織と接触をはかった加瀬は、神木と合流することになる。加瀬はこの美形の青年の恐るべき能力を、この後目の当たりにすることになるのだ。

その頃。加瀬の裏切りはすでに公安に察知されていて、未詳事件課もおとり潰しになってしまった。資料や備品、すべてが運び出されてしまった。ミショウはもう、存在しない・・。
そんな時、ミショウのボスだった野々村係長が、戸田にこの国の秘密を打ち明ける。公安の裏の裏に零課という部署があり、特殊能力者対策特務班が存在すること。「法治国家としては違法だが、この国の治安を守るという意味では必要だ・・そう思い込もうとした。犯罪ひとつとっても法律じゃ特殊能力者には対応しきれないからね。そうして、新たな人種差別が起きる、革命が起きる・・。だが、人間の進化がもし本当なら真実を覆い隠すことは許されない。だから君達にきてもらったんだ。・・私が、君達ふたりをここに呼んだんだ。」野々村係長は、戸田と加瀬に希望を託したんだね。

そして・・。加瀬は神木の能力に唖然としていた。自分達以外の時間が止まっている!?国会議事堂の警備など、これではただの人形だ!ニヤニヤ楽しそうな神木に促され、加瀬は椎名が匿われている場所へと向かう。キーロックを解除しその部屋に入った。そこには数人の護衛と椎名本人。そして、たくさんの達磨が並べられていた。時間は止まったまま。その達磨達には名前が書かれている。千里眼を自負していた死刑囚、念動力を持つ母親、病を処方できる医者、そして・・未来を予言できる田中。

「こいつらが殺してきた人間達の名前だよ。ふざけてるよね?こいつらにとって人間の命は達磨並みってことだ。ちょっと掃除していく?」パチン!神木が指を鳴らすと、護衛も椎名も加瀬もみんな驚き、それぞれの敵に銃をぶっ放した!再び指を鳴らすと加瀬と神木以外の時間が止まる。加瀬は目の前で銃弾が止まっていることに驚くしかない・・。神木が銃弾を指で方向を180度回転させ、椎名に向けた。「・・・!?」そう、一話の運動能力がずば抜けていたスペック保持者を撃ち抜いたのも、後輩を撃ち貫いた銃弾も、すべて神木がやったのだ・・。「そうだよ、結構マメでしょ?でもあんたの命は助かった。シムラさん(加瀬の後輩)はあの時誰かに操られていた。だから処分せざるおえなかった。僕達に逆らう奴ら、警察を巻き込んで騒ぎをおおきくしたかったんじゃない?」「だからって!!」「僕だって!!・・好きでやっているわけじゃない・・。いこっか?運んでくれる?」

・・そして。椎名は拉致された。多分・・その後殺害されたのだろう。これで加瀬も、神木達と同じ罪を背負った。「でも恥じることはないよ。シムラさんのところに行ってあげて。」神木は笑い、そして一瞬で加瀬の前から姿を消した。

病院に行くとシムラは完全に復活していた。ヒーラーがその能力を使ってくれたのだ。何事もなかったように笑顔で敬礼してくるシムラ。あまりのことに顔が引きつるが、うれしさで加瀬も笑う。シムラの妹が笑顔で兄に駆け寄った瞬間!黒服の男ふたりが目の前に突然現れてラッパを吹く。その超音波か!?シムラの姿は消えていた・・。そして外で何かがひしゃげた音。シムラは外で絶命していた・・!

その頃。「話が違うじゃん?」神木は組織に意見していた。「いいのよ約束なんて。」「子供が大人の決定に口を出すなってことだよ。」「・・かっちーん。」

雅ちゃんはあの刑事と本当に結婚する気なの?野々村係長へのあてつけ??(笑)まあ、物語はそんなふたりのラブラブを見届けるほど余裕がなくなってきてるけどね。


■九話
加瀬亮はシムラの遺影に手を合わせていた。シムラの妹・福田沙紀は加瀬に言う。兄のことにこだわらず自分の人生を生きてください。真実を追い求めて死に急がないでください・・と。彼女は<サイコメトリー>(残留思念を読み取る)スペックがあった。植物状態の兄と意思疎通するために発現したスペックなのだろう・・。普段は画家修行もかねて絵を描いている。かなりの腕前だが、父親代わりの兄が死に、福田は本当にひとりぼっちになってしまった・・。加瀬はSIT時代の歌を歌い涙を流す・・。

「帰ってきなっせ。」戸田恵梨香は復讐に燃える加瀬を察すようにやさしく言う。ミショウはもうないけど・・。「私情は禁物です。法に則って真実を追うから私達は刑事なんです。私情にかられてしまったら、それはただの暴力です。」「・・スペックホルダーの奴らをどう取り締まるんだ?シムラを殺した奴らを法で裁けるのか?」「それを考えるのが私の頭脳です。私が追い詰めてみせる。だから私はミショウにいて、てめえの帰りを待ってるんだろうがよ?」「・・・。」戸田の情に敬意を表しながらも、だからこそひとりで決着をつけようと、加瀬はその場を去った。

そして。そんな加瀬の前に、椎名桔平が現れる!椎名はスペック組織に拉致され殺されたはずだったが・・!?「無事なわけねえだろ?殺されたよ椎名は。俺も椎名だ。」公安零課の椎名はパブリックドメイン、やられても別の椎名が何人も本物として機能する。顔と自分すら捨てて愛する国民達を守っている・・「だからこそ公安零課は世界最強の組織足りうる。」「その死神が俺になんの用だ?」「おまえをスカウトにきた。」加瀬はそのまま零課に転身する。シムラの仇を討つには、もってこいの場所だからだ・・。
ミショウはまた復活した。警察内部の上の上からの突然の復帰命令に、野々村係長も戸田も眉をしかめる。だが、その事実に戸田は加瀬は零課に入ったことを予測した。これは加瀬がつけた交換条件だったのだろうと。

そして。加瀬は早々に椎名達、零課の人間達と協同で任務にあたることになる。神木隆之介を強襲する任務だ!どうやらスペック組織からの情報提供らしい。どういうことか?「権力闘争か何かわからんが、突出した能力が邪魔になったんだろうなあ。お気の毒。」椎名が言う。車両には他数名の特殊工作員が乗っていた。時間を止めるスペックがある神木は、いわゆる現時点で最強のスペック保持者だ。一瞬で勝負をつけるしかない!

椎名を車両に残し、他のみんなは銃を抜き、神木のいるマンションへ。部屋に着くなり、音もなく進入、特殊手榴弾を巻く工作員。!?神木は事態を察するが、その瞬間には工作員の吐く息で吹き飛ばされていた!工作員の中にもスペック保持者がいた!その時、別室から神木の母親が入って来る。加瀬は母親を外に逃がそうとするが、撤収命令!神木は強力な息でまだ動きを封じられていたが・・!!加瀬ともうひとりの工作員が外に飛び出した時には、部屋は手榴弾の爆発で吹き飛んでいた。

あっけなく神木を始末することができた零課。「今回の作戦はみてのとおりスペックを持った奴らとの合同の作戦だった。これで倒せてなければお手上げだ。」「僕は生きてるよ。」!!車両にはいつのまにか神木が一番後ろに座っている。加瀬がハッと振り向くと、すでに椎名ともうひとりいたはずの工作員は死んでいた・・。神木の能力を持ってすれば十分可能だということは加瀬が身を持って知っている。母親を逃がそうとしてくれた加瀬は今回だけ生かしておいたのだろう・・。が、すべての椎名、零課はすでに壊滅させたと笑う神木。その神木はすでに、自分のいた組織の人間達もほぼ壊滅に追い込んでいたのだ。「僕を怒らしてしまったからね。」楽しそうに笑う神木。だが、その瞬間には姿を消しているのだ・・。恐るべし!

彼は世界中を混乱におとしめる行動に出始める。彼がその能力を使えば、そんなことはいくらでも可能だった。狂気の笑いを浮かべる神木。だが彼は、記憶を消せるスペック保持者に頼み、母親の記憶を消させ、自分との縁を切らせるのだ。自分と繋がっていては命が危ないから・・。自首を勧めた野々村係長をメッタ切りにする狂気(泣)と反面、同居するやさしさ。どちらが彼の本性なのだろうか・・?

戸田は神木と戦う決意を固める。なにか作戦を閃いたようだ。秘策がついにできたのか!?「係長、行って来ます。」係長を傷つけたナイフを福田のところに持っていく戸田。サイコメトリーで今の神木の居場所を読み取ってもらうためだ。

その頃。加瀬も零課最後の情報として、神木の居場所を探りあてていた。どこかの夜の埠頭。加瀬の目の前に突然神木が現れる。瞬間!首筋から血が飛び散る加瀬!銃を抜いたが、横に現れた神木に蹴り上げられていた。飛んできた銃をつかみ、加瀬に向けて笑う神木。「SIT出身ってたいしたことないね。」??雪が降ってきた。綺麗で思わず見上げる神木だが、瞬間、別の場所から戸田が発砲してきた!が、姿を消す。「ちっ!」次に姿を現した神木に、瞬時に撃ち込んでくる加瀬と戸田!だが!時間を止めた神木の目の前で、銃弾は止まった!「結局君も馬鹿だよな?厳密に言うと僕は時間を止めてるんじゃない、君の世界と僕の世界の時間の流れは違うんだよ。・・雪が止まってる、綺麗だなあ。」神木はナイフを取り出し、戸田に突き刺そうとしたが!、戸田の口元は笑いを浮かべたのだ!!


■最終回
「結局君も馬鹿だよな?厳密に言うと僕は時間を止めてるんじゃない、君の世界と僕の世界の時間の流れは違うんだよ。・・雪が止まってる、綺麗だなあ。」神木隆之介は楽しそうにナイフを取り出し、動きが止まっている戸田恵梨香を刺そうとした。が!戸田の口元が一瞬笑う!?「動いた!?まさか・・この能力は僕だけのはずだ。」なんだ・・?自分の体に異変が起きたことを悟った神木、体中に痣や火ぶくれのようなものがいつのまにか噴きだして、体中が苦しくなってきた。この舞っている雪!?
たまらず神木がスペックを解くと、戸田と加瀬亮も動きだした。どうやら加瀬は目をやられたらしい。だが、神木はすでに体中にひどい裂傷を噴きだしながら地面に横たわっていた・・。「雪の中に毒を仕込んでおいた。あんたのスペックは私達の数万倍のスピードでこの世界を動き回れるってこと。だったら、あんたに付着した毒は数万倍のスピードであんたの体を蝕んでいくはず。乱暴な賭けだったけど、私達の勝ちだ!」「ちくしょううううう!!」

捜査一課の仲間と管理官に、戸田は毒を混ぜた雪を舞う装置を動かしてもらっていた。戸田の号令で雪を止め、現場に下りて駆けつければ、戸田も加瀬も神木も倒れていた。戸田にはひとりの青年が付き添い必死に声をかけている。その青年・城田優は、戸田に呼ばれたといっていた・・。

ついに神木を倒した戸田は、病院のベットで目さました。頭がぼうーとしている。戸田よりも加瀬のほうが毒のダメージが大きくまだ目を覚まさないが、じきに回復するそうだ。野々村係長も実は奇跡の生還を果たしていた。。

戸田は彼氏の城田に付き添われながら、必死に何かを思い出そうとしているのだが・・なにか大事なことを思い出せないような?なぜ城田はあの戦いの現場にいたんだろ?・・頭が重くて思い出せない。
やさしく看病してくれる城田が、突然プロポーズをしてきた。神木との因縁がなければ、自分達はとっくに結婚していたんだよと。戸田はなんとなく受け入れながらも、とりあえずそれを今回はかわす。「考えとくってことで今日はいいかな?」
福田沙紀が見舞いにきて何か言っていたけど、それもなんだか思い出せない・・。まだ怪我のせいなのかな?

ある日。なんとなく加瀬の病室に足が向く戸田。でも加瀬はまだ目を覚ましていない。でもなんか居心地がいいな・・。だが!そんな戸田を冷たい目でみている城田がいた・・。

戸田は実家に帰って写真を見る。弟が写っていた。飛行機事故で両親といっしょに死んだ。でもなぜ弟の写真見て泣いてるんだろ?それと・・私いつから城田と付き合ってるんだっけ?大学時代の写真も探してみる戸田。
そして後日。毒のダメージで苦しみながら幽閉されていた神木も、ついに絶命したらしい・・。なにかが変だ。おかしい?なにかが頭の中で違うと訴えている。戸田は考えて考えてついに辿り着いた。

教会に城田を呼び出した。「なんで私と結婚したいの?」その問いに、城田は愛しているからと笑う。だが!<私はあんたのことを好きになったことなんてない!大学時代の写真も、全部自分しか写っていなかった。ふたりで写っているものはひとつもない!>「人の記憶を奪い、都合よく書き換え、すべての人間をあんたの思いどうりにしようと思ったようだけど、私はあんたのおもいどうりにはならない!いくら記憶を書き換えられようと、私は私なんだよ!辛いことや悲しいことだって私の財産だよ。」
そう、城田は<記憶を書き換えるスペック>を持つ男だった。彼が神木の母親の記憶を書き換えていた人物。そして、神木自身の記憶も戸田を憎むように書き換えていた。彼はゲームを見ていたのである。姉弟対決の行く先を・・。

飛行事故で両親が死ぬ場面に遭遇した神木は、時間を止めたい強い願望からそのスペックを発現させたようだ。最強最悪のスペックを持つ神木が邪魔で、倒したい城田は、その相手を優れた頭脳を持つ戸田に選んだ。姉を。その内、本当に戸田の頭脳、その戸田自身に惚れた。そして・・彼氏だという偽の記憶を植え付け、加瀬、福田の記憶も書き換えた。城田は世界をも支配する願望を持ちあわせた、最凶の青年だったのだ・・。

怒りの心をぶつける戸田に、城田は冷たい目を向けた。銃を抜いた戸田の腕を、すばやい動きで蹴り上げる!銃は吹き飛んでいた。容赦なく戸田を壁に叩きつけ転がる戸田に蹴りを入れる城田。「ここで君を殺しても目撃者の記憶を書き換える。真実なんてものはないんだよ。真実とか記憶とか、そんなものにこだわってる人間て本当馬鹿だよな!」「馬鹿で上等だあ!」加瀬が福田と共に現れた!

まだ目が回復していないのか、福田に銃を持つ手を添えてもらっている。福田はサイコメトリーの能力ですべて記憶を取り戻していた。加瀬も言う。「何度やられても体全部が憶えてるんだよ!デカ魂なめんじゃねえよ!この頭でっかち野郎!!」その瞬間、強烈な圧力で加瀬は吹き飛ばされた。銃も飛ばされる!城田は何人かのスペック能力者を味方にしているようだ。すでにここもそいつらに囲まれていたのだ・・。城田は不気味に笑う。
すばやすぎる動きのスペック保持者の攻撃に加瀬はなぶりものにされ続けた。が!口の中の抜けた歯を、ブッと吹いた加瀬、その歯はすさまじい勢いで城田の眉間に突き刺さったのだ!これが人間の持つ<執念>というスペック!!痛みでのたうちまわる城田。これで戸田が立ち上がる時間ができた!城田は怒りで銃をぶっぱなし、戸田も加瀬の前にでて銃を撃つ!

そして・・。時間が止まった!再び時間が動いた時、銃弾は、城田にすべて向かい撃ち抜いていた。「ま・・まさか・・。」絶望の中で城田は死ぬ・・。神木はもういない。この能力は・・!?誰が発動させた?加瀬を守りたい一身で発動させたのは・・戸田?

雅ちゃん。。・・・がどうなったのかは想像で(笑)野々村係長は雅という女の子にモテるスペック保持者だったんですよね?(苦笑)つーか、一番欲しいスペックじゃないスか(笑)


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • プラダ 財布

    Excerpt: 「SPEC-スペック-」まとめ NelsonTouchBlog/ウェブリブログ Weblog: プラダ 財布 racked: 2013-07-10 05:16