フリーター家を買う。第五話・六話感想

母親・浅野温子の鬱病の看病をしながら土木の仕事をし、就職活動もしている二宮和也。さすがに大変なので、鬱の妻にまったくノータッチのどうしてだ父親・竹中直人にあえて頼む、面接の時だけでも母親をみていてくれと。
「そうすればちゃんと就職できて無職じゃなくなるのか!?」とあいかわらずの偏屈ぶり。どんな思考回路してるんだ?(苦笑)ちゃんと稼いでるじゃん??
がんばっているのに、こんな頼りにならない偏った親父から被害をこうむっている二宮。しかし、そんな二宮も知らない間に自分が加害者になっていたのだ・・。五話はそれぞれの立場との葛藤の物語でしたね。

親に仕送りをしなければいけない青年が、二宮の勤めている同じ土木作業員にいた。彼は土木でやっていこうと心に決めて日々がんばっていた。だが、そんな傍らで面接だなんだとよく仕事を抜ける奴がいる。それが二宮だった・・。自分はそんな悠長な時間も環境もなかった。だからこの仕事でやっていくと決めていても、それでも二宮の行動に、動揺と憤りが沸いてくる。土木じゃ嫌だっていうのかよ!?

土木事務員にかわいい子がいた。その子は同じ勤め先の土木作業員の若者によく誘われている。すごく好青年だし、まじめだが。彼女は彼が土木をしているからその誘いを断り続ける。だって私はもっと素敵な人と・・。そして彼女はついに弁護士の男と付き合うこととなる。しかし彼女は遊ばれていただけだった・・。

自分にないから相手に何かを求めていた彼女。それは周りの目に対する見栄。そして二宮もまた、土木の仕事にやりがいも感じ、ちゃんと稼げているのに、就職活動に精を出しているのだ・・。<いつから人は、自分を何かや誰かと比べるようになったのだろう・・>二宮は考える。

人と比べたり他人の目を気にするのは人間しょうがないけど、それに捕らわれすぎちゃったら、自分を見失うのは確実かもしれません。周りを気にするのは向上心という上では必要なことだけど、見栄だけのために生きてしまったら多分、自分自身の人生とはいいがたいのかも。まあ、そこら辺の加減は人それぞれだから、人の生き方みたいなものをこうだときめつけちゃいけないんだよね。

なんでも自分の目線で決めつけちゃうダメ親父・竹中も、妻の浅野を避けているのは実は怖いからだった。自分の妻が病気になっていたことが受け入れられないからでしょう・・。と母の担当医師に指摘された二宮は、少しだけ父親のことを許すことができたようだ。自分の妻を見捨てていたわけではなかったんだと。口うるさいのは親父という立場だから、多少はしょうがないのかも知れない・・。きっとそう解釈することもできた二宮。

だが!彼はついに目撃してしまう。自分の父親が見たこともない若い女といっしょにいる所を!あれは会社の人間という雰囲気ではなかった。「・・・。」顔に怒りが灯る・・。

自分の妻の病気はほったらかしで、外で若い女と遊んでいるのかよ!?状態(笑)
この事実をとんでもない男とみるかorモテる甲斐性男だととるかは人それぞれ違うかもしれないが(苦笑)・・息子目線なら納得いかないのは当然だ。

だが。今回の竹中の場合はどれとも違っていた?ようだ。この女性とはいやらしいことは何もなかった、健全な仲のよい親子のような関係だったよう。どういうことだったのか??

会計士を目指していたこの女の子は、金銭の援助が親から受けられなくなりバイトをしながら生活費と学費を工面していたが、そんな状況でがんばり続けるのは大変だ。そんな頃、喫茶店で勉強していた時にひとりの男が間違っていた問題をやさしく教えてくれた。それが、竹中だった。

竹中は会社では経理部長をやっている。その手のことは得意分野だった。それが縁で勉強を教えるようになり、食事や買い物をいっしょにするような仲に少しずつなっていったのだ。そのうち、竹中はこの子の学費の面倒もみてあげたような感じです。。かわいい子だったわけで、わからないではない(苦笑)でも。これで何もなかったの!?と娘の井川遥が疑ってもしょうがないですな(苦笑)

しかし。この子との関係が竹中の心を随分と救っていたのだ。彼は自分が頼られているのがうれしかったのだ。
経理部長でも彼は、パソコンは得意ではなく書類のチェックはできても作成はできない。時代の流れ、疎外感を感じてしまっていたのだ・・。それが原因で、しかも、もともとの性格も災いして、息子・二宮のことを認めようとする態度もとれなかった。だから息子ともうまくいくはずない・・。妻の浅野温子が鬱になってしまっても、自分の今までの態度や病気のことが受け入れられずに、逃げてしまっていた・・。どうしようもない自分のダメな部分を、この子といる時は忘れられていられたのかもしれない。

だが。知られてしまった以上は、この子とさよならするしかない竹中。残念(泣)
でもこの件で、ひとりの人間としての父親の弱さとやさしさを知った二宮は、父親・竹中のことを少し好きになったようだ。「やるじゃん・・親父。」この言葉は、父親のことを許した証だろう。。

で。まだ色々あったみたいですが、それは次回書くとして。ところで題名の家を買う話は一旦横に置いといてって感じなんですかね(苦笑)おもしろいからあまり気にならないけど。

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