「モテキ」まとめ前編

「モテキ」まとめ前編
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http://www.tv-tokyo.co.jp/moteki/
■一話
いままでモテなかった男が、昔知り合った女達から、いきなり一斉に連絡が!という開始。。
で、野波麻帆が一話にでてくるが、これが結構いい女。。主人公・森山未來が彼女と知り合った当初の過去を振り返り回想へ。そこでは、思わせぶりな素振りがありながら、実は野波には彼氏がいたという苦いトラウマを植え付けられた過去だった・・。だが、突然のメール。ふたりはひさしぶりに再会するが。

ざっくばらんに話しかけてくる野波。あいかわらず可愛い色っぽい。。で、仕事の話から、「どうスか?プライベートのほうは?」「えっ?」「えっ!彼女とかできたのかな~って?」「なんで?」「ダメ聞いちゃ?」(この女、また俺に恥かかせる気か!)とか思いながらも、森山だんだん気を許し始める。森山は逆に野波に聞くのだ、あの彼氏とはどうなったのか?「・・別れたよ!フェスの時の人でしょ・・。」で、森山は自分の卑屈さで過去の野波との関係もいきなりENDにしてしまったんだと気付く。<今度こそ!強い想いで!!>が、はりきりすぎて転び、怪我をしてしまった・・(苦笑)

「また誘って。」と森山。「うん。おやすみ。」ふたりは今夜はバイバイする。で・・野波はひとりになってタバコを吹かす。(つーかどこまで受身なんだよ!てめえが誘うんだよてめえが。こっちは勝負下着まで着けてきてるってのによ!)「・・絶対好きって言わせてやる。」

野波のことで頭いっぱいで帰宅する森山。しかし!帰るなり別の女の子から電話が。満島ひかり!

てな感じで、たとえモテ期でもこんないっぺんに来ねえだろ(苦笑)と。うらやましいがおもしろい。。


■二話
野波麻帆との再会に心ときめきながら、満島ひかりからの誘いの電話に心揺れる森山未來。(確実に来てるぞ・・俺のモテ期が!)
で、満島からの用件とは、好きだったドラマのロケ地巡りに付き合って欲しいというものだった。カメラアシスタントの満島がカメラであちらこちらをはしゃぎながら撮っているのを眺めながら森山は、満島との出会いを思い出していた。お互いの印象は最悪、だがしかし、趣味の好みはバッチリ合っていて意気投合するほどだった。2年間、友達という距離を保っていた。そして、お互い男女経験がない同士でもあった。

ひとりで盛り上がっている満島を眺めながら、自分には野波真帆がいるんだ。と言い聞かせつつ、満島もかわいいかも。と思ってしまう森山。。まあ、しかたないわな(苦笑)<俺のこと男としてどう思ってるのかな?それとこいつまだ処女なのかな?>だが、会話している最中に満島は、森山の20年来の友人・新井浩文のことが好きだったとポツリ。新井はもう結婚していて、その結婚式のカメラ撮影を頼まれていた満島。そんな満島の気持ちに驚きながらも、軽くショックを受ける森山。(俺じゃだめなの・・?)
そして・・場所がド田舎だったためか、もう東京に帰る電車がなくなり、ふたりは一泊することに。。「・・私のこと女と思ってないよね?」「・・あたりまえじゃん。」その返事を聞きベットに飛びつき足をバタバタさせてはしゃぎだす満島。色気なんぞまったくねえ。(なんだ・・こいつ)

だが。森山のほうは、意外にも意識して落ち着きがなくなっていた。温泉から戻ってくると満島もさっきと違い妙に色っぽい。(こ・・これは)森山はひとり布団をかぶっている満島に言ってみたりする。「・・まさか。別々に寝る気?」「・・・。」満島は布団をめくりあげ、「・・いいよ。」

ふたりはいい感じでキス、しかも激しく上になったり下になったりしていたが!「ねえ?童貞だよね!?」「実は・・厳密に言うと童貞ではなくて・・でも好きな人ってわけじゃなかったから俺の中ではまだ。」その言葉に満島の蹴りで布団から吹き飛ばされる森山。「童貞すら守れない奴に何守れるんだって話よ!がっかりだわ!他にやれる女いるならそっち行きなさいよ!」なんだっていうの(笑)

ふたりは夜行バスで無言で帰ることに。窓に流れる夜景を呆然と眺めながら事のてん末が意味不明な森山。そんな時、満島がポツリと言う。「あのさ。言っておくけど私も・・処女じゃないから。あんなだったら・・森山君にあげとけばよかった・・。」(・・そうだ。俺も童貞をドブに捨てたんだ・・。)


■三話
偶然。松本莉緒が、どこかの店で楽しそうに男と飲んでいるのが窓越しに見えた。「髪・・切ったんだ。」家に帰り松本のことを考えていた森山。今も変わらず正統派美人の松本の笑顔を考えながら、<人生で一番好きだった人>だったという事実も思い出していた。色々な女の子のこと考えることになるのがモテ期なのかも(苦笑)

出会いは、自転車で飛び出した森山が松本をよけて転び、松本はその時、親身にやさしさを見せてくれた。病院までいっしょにいってくれた。連絡先を聞くが、「いいです。いいです。」とやんわり断られる。というより松本のほうはまったく意識していない感じだった。本当にただの親切心からの行動だったのだろう。森山は自分がブログやっていることを告げ、そのブログ名を伝える。必死だった!どうにか接点が欲しいと。だが・・それが幸いし、ふたりはふたりきりで会うことになる。。

ふたりは楽しそうに飲んで盛り上がっていた。森山は勇気を出して言ってみたりする。「俺じゃ・・だめスか?」「・・う~ん。」松本は困った笑顔を向けて、「私さ、一年前に婚約してたのね。それがさあ、流れちゃったんだよね、私のせいで。引きずってるわけじゃないけど、今は男の人と付き合う気になれないんだ。ごめんね。」その断り方もやさしかった。太っていて、人生においても生きがい充実感もなにもない自分。そんな自分にやさしくしてくれるこの綺麗な人に、別れ際、「最後・・抱きついてもいいですか?」とまたお願いする。。笑顔で両手を広げる松本の胸に飛び込んで、「大好きだ~!大好きだあ~!」と叫ぶ森山。「痩せます!痩せたらまた会ってくれますか!?」笑顔でうん。と答えたくれた松本。これは・・たしかにやさしくていい女だー(笑)

そして。森山は見事にダイエットに成功した。再び会うことになる森山と松本。松本は姉を連れてくるからと森山は新井浩文を連れて行く。新井もその痩せぶりに、というより元の体型に戻ったことに微笑んだ。4人の飲み会は盛り上がるが・・森山は知らなかった。松本の酒癖の悪さを・・。

新井は、森山の本気に応えられるのか松本にトイレ前で聞いてみたのだ。森山が女の子の事にこんなに必死になるのを始めて見たから。「いい人だよね新井さん。森山君と本当は、気合ってないでしょ~?」とかなんとか言いながら、質問には答えず、新井にしなだれかかる松本。その妖艶さというか色気に新井も押し切られてしまったのか・・席に戻ってきた新井は妙にぎこちなく青ざめていた。その様子を見て、松本の姉がトイレにすっ飛んでいく。そう・・姉もわかってしまった。

で。そんなこと知らず、今度はふたりきりで会う約束を成功させた森山は喜びのダンスを街に振りまいていた。ダンスうまい、さすが。。
お酒は飲まないと言っていた松本だったが、森山は言った。「飲みなよ。つぶれたらさ・・うちに泊まればいいじゃん。」「じゃあいく?森山君ち。」妖艶に笑う松本。

と。それが二年前で今に戻る森山の顔は冴えない。一体どんなことになっていたのだろう?今も松本からの電話が携帯を鳴らす。「もしもし。なんかさ、私のことずっと放置してない?」<忘れられないんじゃない・・忘れさせてくれないんだ・・この女は>なんかこりゃ、しばらく野波麻帆でてきそうにない(苦笑)いや、マジになってきましたね。


■四話
「もしもし。なんかさ、私のことずっと放置してない?」2年ぶりの松本莉緒からの電話に顔が冴えない森山未來。<人生で一番好きだった女>からの電話だ、うれしくないはずはない。だが、過去に想いを巡らせば、苦い思い出しかでてこないのだ・・。それでも、呼び出されれば行ってしまうのよ(苦笑)

小さいカウンターがある薄暗いバーに行くと、松本がマスターと楽しそうに談笑していた。森山に気付くとうれしそうに微笑む。「早かったね未來君。」ひさしぶりの松本はあいかわらず綺麗で、どこかエロかった。。「読んでるよ~ブログ。なんかさ、私に報告することあるんじゃないの?」肩に手を乗せてジッと覗き込んでくる松本にタジタジだ。どうやら、ブログで最近女の子と出掛けたりしていることを書いていることを言っているようだ。その女の子達とはどうなってるの~?的な会話。「そんな何人もキープしてるんならさあ、誰かと付き合っちゃえばいいじゃん!どの子が一番好きなの?」バシッ!「・・・。」思わず肩にかかる松本の手を振り払ってしまう。無表情の森山の横顔を、ジッと見つめる松本が妙に色っぽい。「・・・なんでそんなこと言われなきゃなんないの?俺、あなたに振られたんだよね?振られたのにそんなこと言われなきゃなんねえの?」「・・だってさあ。あの時の未來君さ、私が好きになるの待ちって感じだったじゃん?それが重かったわけよ。別に未來君のこと嫌いなわけじゃないんだよ。」で、その言葉をなんとなく聞きながら森山は、過去にまた想いをはせてしまうわけ。どうしてダメだったんだっけ?と。

森山の家に行く途中、近所のホテルに森山の手を引っ張って入ろうとする松本。酔っていて気分がいいのか、松本は上機嫌だった。女の子のほうからこうしてくれてるんだから、行くっきゃないでしょ!?という感じだが、思わず怖気ついて手を退いてしまう森山。「えっ?どうしたあ~。」松本もびっくり顔。そう、自分に家に行くつもりだったんだから家に行こう!と慌てている森山がちょっと滑稽(汗)
で、自分のアパートに連れていくんだけどね・・。そこでも森山は結局、松本にキスはおろか手を握ることすらできなかったわけ。。松本の携帯ストラップに通してあった婚約指輪を見てしまった・・(婚約してたのね。それがさあ、流れちゃったんだよね、私のせいで・・)松本の言葉を思い出してしまった森山はもうダメ。好きな人が、自分の部屋で!目の前で寝息立ててるのに!(泣)気持ちを大切にしたい男が陥る、これは徹底的に怖気づく状況、<まだ昔の男のことが好きなのか?>というヤツ(泣)

意気地がない森山にがっくりきたのか、なんにもなかったことに拍子抜けしたのか・・なんなのか。昔の男のことなんて、多分松本はもう、そんなに気になんてしていなかったはずなのだ。ダメだったのは森山自身。「あたしみたいな人じゃなくて、ちゃんと付き合ってくれる人がいるよ。じゃあ、また。」笑顔で手を振ってタクシーに乗り込んでいく松本を切なげに見送ることしかできなかった・・そんな過去。<ちゃんと自分のこと好きになってくれる人じゃないとダメ>それがこの男のプライドだというのなら、きっとそれも男気なのだろう、わからないでもないけどさ(泣)

その後。友人・新井浩文と松本の姉貴(妹と違い可愛くない。。)が飲んでいる所へ呼ばれて顔出す森山。そこで。松本は酔うとどうでもよくなっちゃう癖があることがわかってしまうのだ。もしかしたら、あの時・・新井と何かあったのか??思わず自棄酒してしまい飲みまくる森山。必死に何もないと否定している新井の声も聞こえず、松本姉のフォローの声も裏覚え。目の前にある女の胸だけが妙に生生しく目に映っていた。(あの時ちゃんとやっておけば)思わず掴んだその胸は、松本姉の胸だった。しかし・・泥酔いしている森山に、そんなことはわからない(泣)そのままホテルで松本姉と一晩過ごす。それが・・森山の苦い童貞喪失だったのだ。

再び現実に戻りバーの中。となりで松本が、色々自分に説明していた。「・・私ね、いままで本気で男の人のこと好きになったことないんだよね。だから告白もしたことないし。好きになってくれる人は結構いたんだけど。でもなんかお酒飲まないとセックスする気になれないから滅多に飲まないし。でも・・男の人からはセックス好きそうに見られて。私・・ちゃんと好きな人と付き合うとか、よくわからなくって・・。」「・・俺帰るわ。」

店をでていく森山を慌てて追いかける松本。「ちょっと!?」森山は叫ぶ。「わかんねえよ!好きだから期待するんじゃん?好きになってくれるのを。それの何が悪いんだよ!?好きだよ・・今でも好きだよ!」「・・・。」松本はやさしい笑みを浮かべた。「それを言って欲しかったんだよ・・。」ふたりは熱いキスをする。これは予想を超えた展開じゃん!やったじゃん。これでハッピーエンドじゃないの?


■五話
かなり激しいキスだった、お互いを激しく強烈に求め合うキス!ふたりはそのままホテルへ向かった。人生で一番好きだった女と。だが・・森山未來のはなぜか!?たたなかった・・(泣)好きすぎてだめだったのか、酔っててだめだったのかよ(大泣)松本莉緒とはそれ以来会ってない。そして。田舎の母親からメールが来てひさびさに田舎に帰ることになった。なんだかさえない30才の誕生日を迎えた自分をリセットするかのように。

実家に帰ってきたら、母親と父親の老け込み方に驚いた。こんな年金暮らしの両親になんの親孝行もできていない自分を恥じ、今夜は精一杯親孝行するんだ!と心に誓うが、まったく会話すらない(苦笑)そんな感じで地元の飲み屋でグタグタしてたら、金髪の威勢のいい姉ちゃんが親しげに声をかけてきた。「森山だよな!?ひさしぶりじゃん!!」

リンダリンダをヘッドバンキングして歌うその女は、中学の同級生ヤンキー・リンダこと菊池凜子。ひどいヤンキーだった菊池にいい思い出などなかった森山は、早々に退散すると決めたはずだったのだが・・。気がつけば同じ机で2人晩酌、菊池に東京であったここ最近のモテ期、女の子達のことについて相談していたのだ。。

「いい子じゃん?みんな。森山のことそんなに好きじゃないよ?3人とも。なのに相手にしてくれるなんてさあ、おまえ何が不満なの?」「俺はね・・俺は、ただ愛し愛されたいだけなんだよ。」「じゃあさ、その3人のうち誰が一番好きなの?」目がうつろな森山に対し、菊池の視線は厳しかった。だが真面目に森山の愚痴を考えて答えをだそうとしてくれているようだ。森山は松本の名前は出すも、「でも、多分俺ひとりじゃ足らないと思うんだよね男が。でも男のこととか考えちゃうと頭おかしくなっちゃう・・。」「じゃあ、女友達のひかりちゃん?」「まあ・・あの時はいけると思ったんだけど、そうじゃなかったみたいで。そっからもう俺は押せないよね・・。」「じゃあ、最初に声をかけてきた野波麻帆?」「でもまあ、今ぜんぜん連絡こないしさ。今頃新しい彼氏とか・・できてんだよ。」「・・・。」菊池はとなりで呆れていた。

「おまえさ?なんでそんなに自信ないの?まともな青春過ごしてないから?誇りを持てる仕事をしてないから?お金がないから?地味なルックスだから?人に語れるようなことがなんにもない薄っぺらい人生だからか!?」菊池の問いに、森山は完全に酔いが回ってしまった。(じゃあなんで俺にモテ期なんてきたんだよ!??)

帰りのタクシーで目を覚ます森山。隣には菊池がいた。なんとなく甘えられる雰囲気を、かもし出してる菊池の手をなんともなく握ってみる。反応は、あった!「・・いいよ、このままで。着いたら起こすよ・・。」(菊池は俺のことどう思ってるのかな?)
森山の実家に着くと、菊池が明日会おうよ。と言ってきた。「話したいことあるしさ。」タクシーのドア越しの菊池は妙にかわいい。。タクシーが去ったあと(やっぱりモテ期じゃん!)森山はうかれていた。。まあ、浮かれるわな(苦笑)

ふたりは地元の公園の木で待ち合わせしていた。森山が着くと菊池は木の上。「なんで昨日手を握ったの?」!!突然の質問にカウンターを食らった森山は答えられない。なんで?なぜ?そこに手があったからか?もったいないからか?「・・俺は!菊池のことが好き・・だか・・ら?」木の上の菊池は切なげというより哀れみの表情を浮かべていた。飛び降りてきた菊池は、森山にとび蹴りを喰らわす!

菊池は吠えた!<好きな女には何もできねえくせに、どうでもいい女には告白して手も握れるってか!?>「だいたい昨日のおめえはよ!30過ぎて声にだしていつまでも自己否定してる場合か?なんでおまえにモテ期が来たかわかるか?私にはよ~くわかるよ!他の男とうまくいってないからだよ!東京に戻ったらその女達と一回はやってこい!女の心の中にズカズカ入り込んで足跡つけて来いよ!」「・・じゃあさ!景気づけにキスさせてくれよ!」「いいよ。」で、菊池は携帯の待ちうけを見せる。そこには菊池とおかっぱの女の子が写っていた。娘がいたのだ。シングルマザーだったのだ菊池は。「重いか~。でもな、なんにも抱えていない女なんていねえんだよ!ズカズカ入っていくぶん、それくらい覚悟しとけよ?」「・・わかったよ。」森山は菊池にキスをした。~俺は変わる!!~さあ!東京で再バトルスタートだぜ(笑)


■六話
東京に戻ってきた森山未來。田舎の同級生ヤンキーシングルマザー・菊池凜子から、厳しくもやさしい叱咤激励を受けた森山は、<俺は変わる!>という決意を胸に秘め、女の子達と強気に接することを誓っていた。
音楽の好みが合い、フェスや、最近では突然DJイベントに行こうと誘ってくれた、しかしあれ以来連絡なしの野波麻帆。知り合って以降ずっと友達関係だったが、思わぬ事態で同じ布団で熱いキス。このまま行けるか!と思いきや、童貞じゃない自分を嫌悪して布団から自分を蹴り出した満島ひかり。人生で一番好きだった女に2年越しに告白、ふたりは激しくキスし、ついに結ばれたと思ったら、あそこが立たず・・の松本莉緒。
このモテ期で森山が起こした出来事は、すべていいところまでいっているのだが、なぜか最後がいつもダメ。そんなダメな自分に終止符を打つべく、しかし、どうしたらいいかイマイチわからずへこんでいた・・。

そんな時。昔からの腐れ縁の新井浩文とラーメンを食っていた森山。新井は綺麗な女性と結婚したばかり。中学でも高校の時も森山と新井は、ただ女のことではしゃぎ回っていた童貞同士だったはず。だが、30才になったふたりはどこかが違っていた。片や結婚、片や彼女なし30年・・。新井がモテるようになったのは、自分にはないちょっとしたやさしさや余裕があるからなのだろうか?それとも好きな女とセックスしたその自信が、新井をモテる男に変えたのか?
「そういえばひかりちゃんからメールがあってさ。もうすぐ誕生日なんだけど、誰も祝ってくれなさそうだからみんなで飲み会開いてください、みたいなさ。だからおまえも来いよ。」新井の言葉に、森山はラーメンを突きながら思っていた。(ひかりちゃんはおまえだけに祝って欲しいんだよ!つーか・・まだ新井のこと)あれ以来電話しても出てくれなかった満島ひかり・・ちゃんと顔合わせられるのか?

で。飲み会誕生会当日。会が始まって少し時間がたつと満島と目が合う森山。新井も携帯で話しながら席を立っている。窺うような視線を向けて近づいてきた満島と会話が始まった。元気?みたいな感じで意外と普通に会話は進んだが、また友達同士としてみたいな流れになり、握手までして仲直り。だが、あんなことまでしておいてなかったことにされちゃってるし(苦笑)まあでも、それが一番状況的には妥当なのかなと思っていたら、新井が誕生ケーキを持って登場してきた。

みんなでハッピーバースデーを歌い予想以上に喜んでいる満島。だが、いつのまにか満島の隣に座っていたおっさんが現れてから、満島の表情は強ばり、硬直してしまったのだ・・。
二次会も主役なのに帰ります。と宣言する満島。そんな時、なれなれしく満島の肩や首筋に触りまくってからかう、さっきのおっさん・リリーフランキー。たしかにおっさんだが、どこかおしゃれで話もうまく、来てからというもの、場の中心になっていた。だけど・・このなれなれしさに違和感を覚えた森山。(まさか・・ひかりちゃんの処女奪ったのはこのおっさんか!?ずっと気になってた、後悔していたような口ぶりだったから・・)その場を立ち去りたい一心で森山に送ってって。と頼む満島の表情は泣き顔になっていたのだ・・。可哀想(泣)

森山と満島はとりあえず落ち着くために漫画喫茶に入った。満島は散々泣いてようやく落ち着くと、ココアを両手に持って話始めた。男兄妹で育った自分は恋愛体質ではなかったのだが、ある飲み屋で偶然声を掛けられた。食べっぷりが気持いいね。と。それが、新井だったわけ。。そして、新井の向いで酔いつぶれて寝ていたのが森山。実は初対面の出会いから森山とも出会っていたのだが・・ただの背景の一部扱いだったようだ(苦笑)それから親交が続くようになり、やさしかった新井のことをどんどん好きになった。だが・・新井に、結婚するから式の写真をお願いしたいんだ。と頼まれる。カメラアシスタントの満島が友人にいれば当然の成り行きなのだろうが、満島にとってこの頼まれ事は、拷問に近いことだったに違いない。「私も・・ずっと誰かの隣で笑っていられるお姫様になりたかったんだって・・。」でもその王子様は今、幸せの絶頂です(泣)その結婚式の二次会でひとりの男に声を掛けられた。それが、リリーフランキーだったのだ。

「ダブルスコアだな。」とニヒルに笑うリリー。20歳年が離れているんだ。と笑っているが、どこか砕けていておしゃれだ。満島が新井のことを好きなのを見抜いていて、今日はがんばったなとやさしく慰める。「ちょっと飲むか?」とさりげなく誘うリリーについていく満島は完全にペースを掴まれてしまっていた。大人びたバーで静かに飲むふたり。(嫌いじゃないかも・・でも)と思っていたらタクシーで首筋にキスされていて・・いつのまにかホテルのベットに押し倒されていた。満島自身はまったく予想も予定もない、わけのわからない展開だったのだ。「好きな人としたかったな・・でも私の事好きな人なんていないんだもん。しかたないよね・・。」(結局ひかりちゃんと俺はただの似た者同士かよ!)「ひかりちゃん・・。ケリつけに行こう。」

森山は二次会の場所に満島の手を引っ張り引っ張り連れて行く。「ここでケリつけねえと一生引きずるぞ!!」新井とリリーの二人の前で歌え!と熱く語る森山。俺達の繋がりは音楽や漫画が好きなこと、あいつらの知ってるクソ音楽になんて負けねえ、だから二人の前で熱唱して全部吹っ切るんだ!「なんでそこまですんのよ!・・私のことどう思ってるのよ!?」「・・ひかりちゃんのことは・・正直まだ好きかどうかちょっとわからないんだけど・・でも気になってるずっと。だから・・ケリつけて、もういっかい俺のこと考えてよ。」「・・わかった。」

満島は二次会場に戻り、最初は静かに、だが突然激しく熱唱した。もともとカラオケは苦手だった、だが最終的にその狂いぶりに場は圧倒されていた。満島の頭の中は新井、リリー、森山、グルグルグルグルと回転していたのだ。歌い終わると静寂がおとずれる。誰もが、新井もリリーも、満島の張りつめていた感情の爆発あとに呆然としている。森山だけが満島の肩に手をやり、よくやった!と褒め称えていた・・。

徹夜明けの坂道を自転車を押して歩いて帰宅する森山にメールが届いた。満島からだ。<ありがとう森山君。またふたりで遊びにいきたいな>森山は、思わず自転車で坂道を全力で下っていた。その背中は喜びに満ちている。。おお!この展開は。。で。次回は野波麻帆再び登場!!待ってましたぜ。で、満島とはこのまま付き合うことになるのかな?

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