モテキ。第九話感想

菊池凛子は東京に出てきていた。目的は森山未來に会いにきた・・そのためだけである。森山は、ことあるごとに菊池にくだらない弱気虫で愚痴をこぼし、そのたびに菊池に叱咤激励されてきた。だが、その男からの連絡がぷっつりと途絶え、メールさえ返さなくなる。さすがの菊池も心配して、森山のアパートを尋ねてきたのである。そう、森山が野波麻帆と満島ひかりの両方からダブルで振られて?からすでに、一ヶ月も経過していたのだ・・。

菊池の心配どうり森山は部屋に篭りっきりだった。その部屋はゴミが溢れるまさにゴミ屋敷・・。派遣で働いていたはずだが、契約更新の時期でどうなったのか?仕事も辞めて、食べては寝て、食べては寝てを繰り返していたという森山。(どうせ女に振られでもしたんだろう?)菊池は森山から話を聞く。まったくそのとおりだった。しかも、よく聞けば何もかも中途半端な顛末ではないか?連絡が来ないって、こっちからもしてねえんだろ?「・・・大丈夫だよ森山。野波麻帆もひかりちゃんも、おまえみたいな器の小せえ男のこと、本気で愛していなかったはずだから!彼女達、もう気付き始めてるよ、あれ?なんで私、あの男のこと気になってたんだろうってさ。」「・・・。」それを聞き、さすがに怒りの表情を浮かべる森山。だが菊池はヒョウヒョウと続ける。「なんか色々けしかけて悪かったな。おまえは一生この豚小屋でくすぶってろ!」「・・てめえ女だからって!」ついに森山はキレた。だが、菊池は森山が女に手をあげるような男ではないと知っている。と!そこへ森山の携帯が鳴った。相手は小野坂オム。あの<キャバ中>を描いている売れっ子漫画家である。オムは早々に用件だけ言ってきた。<野波にプロポーズしてOKをもらった。もう、野波と連絡とることは辞めて欲しい。野波も森山のようなクズと二度と会いたくないと言ってる>電話は切れた。「!?・・・?」すかさず菊池に相談しようとする森山に、手を掲げストップをかける菊池。「森山、自分で決めろ。おまが自分で決めろ。」森山は頭を巡らし考える。と、その瞬間走りだしていた!その森山の出ていったゴミ溜め部屋で、うれしそうな笑みを浮かべる菊池。森山はきっと、勝負をつけに行ったのだろうから・・。

森山はとにかくなんとかしたくて走って走って走った。着いたらいつのまにか野波の自宅マンション前だった。。で、携帯を鳴らすと、とりあえず野波は電話にでてくれたが、家の前まで来ていることを告げると、風呂上りのガウンぽい格好で野波がベランダに出てきた。「うわ。引くんだけど・・。」汗だくで湯気が体中から立ち上っている森山が、こっちを見上げて苦笑いしていた。「つーかなんでうちの前までいるわけ?」「いや、はは。話がしたいんだけど。」「いやです。森山君と話すことはもう何にもありません。」携帯を切り、部屋に戻ってカーテンを閉じる野波。うわ・・もうだめじゃねえ??(泣)だがしかし。野波はラフな格好に着替えて出てきてくれたのだ。だが・・。

「話って何?」全身拒絶オーラを発している野波の気迫に負けそうになる。(でも今回は逃げない!)「すごく野波さんと話がしたくて。でも電話で話すって感じでもなくて。」「でもこんな時間に失礼ですよね。」「・・あ。いや・・。」「なに?早くしてくんない?」「あ、うん・・。お、おめでとう。」こともあろうに、いや、あまりの野波の拒絶オーラに!とんでもないことを口走る森山。オムから結婚することを聞いて、それで自分はもう野波に未練はないとか、ちゃんと振られにきたとか言ってしまったのだ。もうキレるしかない野波!

森山をいつかのように、今度は蹴りではなくビンタを何発も何発も食らわした。「なによそれ!?どこまで私を悪者にしたいの??そんなに自己否定大好きだったら、とっとと死んでよ、馬鹿あ!!」泣きながら叫ぶ野波。こんな泣かせるためにここまで走ってきたわけじゃないのに(泣)森山!しっかりすんるんだああ!

だが。ここで警察がストーカー通報を受けてやってきた。どうやら森山を連行しようとしているらしい。さすがに野波もこれにはびっくり。森山は恋人だと警官に告げ、ふたりはマンションへと入っていく。今回ばかりはこの警察が森山の窮地を救ったことになる。さあ、まだチャンスはあるぜ。

野波の部屋に入るふたり。ビール缶が置いてあり、タバコを吸う野波。「同じ職場だったとき吸ってたよ?ほんとう、私のこと見てなかったんだね森山君。」「・・あのさ。本当に結婚するの?」「・・・。」野波は立ってビールを冷蔵庫からふたつ出し、ひとつを森山に渡す。「するよお結婚。ぜっんぜんする。」色っぽくベットに腰かける野波は、プライベートでもオムと合うと言い、毎日セックスもしてるしそっちの相性もすごくいいと。「・・・。」無表情で黙るしかない森山に、「だからさあ。森山君とは友達として、仲良くしていこうよ?乾杯。」「・・友達?」「うん。友達。」満面の笑みを浮かべる野波。さっきまでの拒絶オーラはどこへいったのか?そもそもこの展開は何なのか?友達・・。そういうカテゴリーを視野にいれてなかった森山は、ビールを口元にやりながら考えていた。(じゃあもう恋愛対象として野波を見てはいけないけど、友達だから部屋にあげてくれて、こんなくつろいだ表情、格好を見せてくれるんだ・・。これはこれでありかもな)ふたりの空気はいつのまにか穏やかで楽しい雰囲気に包まれていた。馬鹿話に花が咲いている。野波はいつのまにかベットに横になっていた。なんかエロい。。「ねえ?私が思い切って声かけたの覚えてる?いっしょにフェスに行ったとき、私この人のこと好きになりかけてるなあって。まあでも・・彼氏ともうまくいってなかったしね。二股とかもしたことあるけど、そんなの・・。」「・・野波さん?」「・・・。」「寝ちゃったの?」森山はベットを覗き込むように近づいた。クルッと振り向いた野波の表情はなんとも言えず、しかし森山をジッと見つめていた。(友達?・・もうわかんねえよ!)キスするふたり。部屋の電気が消えた。それを外から見て悔しそうにしている男が!オム!警察に通報したのもオム。彼は胸騒ぎがして森山とほぼ同時に野波マンションに来ていたのだ。だが・・森山が部屋に上げられ電気が消える。オム・・無残。森山のことを恋敵だと執着していたのが逆に仇になってしまったようだ。。

むさぶるような激しいキス。「ねえ。ちょっと待って。ごめん・・やっぱりできない。」吐息まじりに森山をどけようとする野波。「結婚するから?」「ううん。結婚は・・嘘なんだ。まだちゃんと返事してないから。」「じゃあ。」森山はまた野波に覆いかぶさり、激しく唇を求めた。手は胸をまさぐっている。「あっ、ねえ?ちょっと・・やめっ」いや、もうやめられねえでしょ。つーか俺のブログ18禁にするのやめてください森山君。

しかし!非情に残念なことに野波の電話が鳴ってしまった。どうしようもない、森山は止めるしかなかった。もう!なんの電話!(苦笑)野波が出るとリリーフランキーからだったようだ。どうやらオムがネームの途中で行方不明らしい。今回はドラマ化告知巻頭カラーで原稿は落とせないと野波も驚愕。しかたなく森山もいっしょにオム捜索を手伝うことになる。おいおい(苦笑)

で。オムは見つかり流れでいっしょにそのまま作業を手伝う森山。まさに、サブアシスタント状態だ。。漫画の締め切り前はまさに戦場。だが、みんなのがんばりのおかげで作業は無事完成を向かえ、締め切りに間に合った。森山は作業の合間に垣間見ていた、オムの鬼気迫る情熱を。まったく風采のあがらない挙動不審なおっさんだが、たしかにこの男は玄人の漫画家なのだ。

徹夜明けの午前中。野波と森山はベランダでふたりになった。「ごめんね。手伝ってもらっちゃって。ちゃんとギャラ払うから。」「いいよ。大ファンの漫画に関われただけでこっちがお礼言いたいくらいだよ。」眩しそうに目を細めながら森山は続けた。「でも。本当すごかったよ。オム先生が漫画描くとこ。マジで感動した。俺にはこれしかないっていうのがあってさ。俺にはないもんな・・。」「森山君。」タバコ片手に、やさしく森山を覗き込む野波。「男の人ってさ、何かに打ち込んでいる姿に女が惚れるって思いがちじゃん?全然そんなことないからね。まず好きになって、その人が何かに打ち込む姿を見て、もっと好きになるの。だからさ、これからそういう所見せてよ?」笑顔に、笑顔で素直にうんと頷く森山。「じゃあこのあとどうする?昨日の続きする?」野波の言葉に、「でも。いいの?」「うん。じゃあちょっと片付けちゃおうか?」そう、わかりづらくて少々強気に意地っ張り。でも、やさしくて、実はよく気がつくいい女なのだ!これで、ハッピーエンドですよ。。
と思いきや、なぜここでギックリ腰。で、なぜ片付けてる雑誌モデルに松本莉緒が載っている!?このギックリ腰は松本の呪いか!?次回。再び松本莉緒登場!まだまだ話は落ち着かないのね・・(苦笑)そういえば満島ひかりはどうなったんでしょう?

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この記事へのコメント

ペコ
2010年09月17日 14:16
こんにちは
やっとこの回は観れました~♪

若干、、ついて行くのが必死な感じではありましたが笑

最初から観てれば良かった!!

今日は最終回ですか…?
ぜひ観たいと思います
ヤスキ
2010年09月18日 00:15
>ペコさんへ。
こんばんわ。これからリアルで始まるところで書き込んでます(笑)
まだ最終回じゃないですよ、まだ混迷していく感じですね、ストーリー。。
俺も楽しみです。やっぱし面白いですモテキ。

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