「学校じゃ教えられない!」まとめ後編

「学校じゃ教えられない!」まとめ後編
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#8
舞は学校を辞めなくてはいけなくなってしまった・・。なぜこんなことになってしまったんだろう、私はただ、社交ダンスのすばらしさをみんなに知って欲しかっただけなのに・・。学校を辞める前に、今回のことを保護者説明会でちゃんと説明してから学園を去りなさい!と言われ、舞は説明会の席に座っていた。景山が集まった父母に事のなりゆきを説明し始める。なんでこんなことに・・社交ダンス部までなくなってしまうなんて・・。
さて、ここで少し時間を戻して、ここまでのいきさつを振り返ってみよう。~
要するに事の発端は新学期の荷物検査から始まった。叶夢が舞に着けてもらった派手派手な下着を後生大事に持っていたのでバレテしまったのだ。なんでこんなものを持っているんですか!?景山の逆鱗に触れるのは当然というもの。
実は社交ダンス部立ち上げ時、舞は男子達に~なんでもいうこと聞いてあ・げ・る。。~という誘惑で引き込んだ。叶夢達はその条件に、この下着を着けて欲しいという約束をしたというわけ・・。で、実際部は認められ舞は約束を果たすが・・それはスカートをはいたままで着用したというオチ。舞の方が一枚上手だったわけだけど、今の男子達はそれぞれにこの部にいる実感を手に入れている。実はもうそんな約束なんて本当はどうでもいいのだ。そんな矢先のこの事件。
大したことじゃないと高をくくっていたら、真行寺率いる生徒会の密告で、舞が下着を着ける約束をしていたらしいということが景山の耳に入ってしまうのだ!「なんですって!?一体どこの世界にこんなものをはいたのを生徒に見せる教師がいるんですか!?」景山は舞に怒鳴り散らし、校長も本当にそんな約束をしたのですか?と舞に深刻な眼差しで聞く。「・・すいません。私はどうしてもみんなに社交ダンス部に入ってもらいたくて・・。」舞は否定しなかった。このことで景山は舞に厳重処分を校長に要求する。舞の立場は思わぬ事で崖っぷちに立たされることになってしまったのだ・・。
部室。心配しているみんなのもとに舞が入ってきた。舞は正式な処分が出るまで謹慎・・。一体これから社交ダンス部はどうなってしまうのか?このままじゃ、文化祭で踊ることもできない。レイや真帆になんとなく責められる舞。今までの半年間はなんだったわけ?それに実際下着を着けたという事実で永璃がさらにキレてしまった。その下着を彼氏である叶夢が大事に持っていたわけだから。永璃は部室を出て行ってしまう。それに続きみんなも・・。残った瞳は、「どうするの!?舞ちゃん。私は社交ダンス部がなくなるのだけは絶対に嫌だからね!」うつむくしかない舞・・。
そんな理由で男子達はがんばっていたの!?社交ダンス部危機の前に男どもは彼女(パートナー)のご機嫌取りをしなくてはいけないわけで。。一度へそを曲げた女の子のご機嫌をとるのは非常に大変。ともかく、社交ダンス部も・・どうするんだ一体!
一樹が部室に入ってくると、「どうするの?このままじゃみんなバラバラになっちゃうよ?」瞳は怒りながらも部室で健気にストレッチしていた。そこへ真行寺が部室へ現れる。「もう表の看板片付けたら?なんなら手伝ってあげましょうか?」嫌らしく笑う真行寺。男子なんて入れたのがそもそもの間違い、瞳にまた生徒会に戻ってくるよう勧誘する。「私は社交ダンス部の部長です!もう生徒会に戻る気はありません!」瞳は鋭く睨み返し言い返す。が、「いつまでもそんな態度だと、いつか後悔するわよ。」真行寺も瞳を睨みかえした。そんなふたりの戦いを一樹は黙って見つめている・・。
舞は謹慎処分の身でありながら景山に、社交ダンス部の続行だけでもと頼み込む。だが、景山はいい加減にしなさい!と一喝。他の教員達も舞に味方するものは誰ひとりとしていなかった・・。~誰かひとりくらい言ってくれないかな・・そんな目くじら立てなくてもって~高校時代に学校中からハブにされた事を思い出してしまった舞は自棄酒に走る。飲みまくり飲みまくり、夜、学校で叫び散らす有様。それを校長が発見し止めさせようとしたが、舞はすべって校長にお姫様抱っこされてしまう。それを真行寺の部下達が携帯で激写!翌朝学校では掲示板に校内新聞が・・。舞が氷室校長を誘惑して今までの不祥事をもみ消していた!そういう内容である。「相田先生どうなるのかしらね?心配ね。」瞳に不敵な笑みを向け真行寺は去っていく。舞はついに懲戒解雇に決定、社交ダンス部も廃部が決定してしまった・・。
叶夢はメッキリ落ち込んで元気がない・・。自分のせいで舞も部も・・。こいつが元気ないと他のメンバーもなんとなく投げやりムード。もう部がなくなるのもあきらめてしまっているような感じだ。そんな情景を可奈は無言で見つめている・・。
瞳は一樹と共に景山に直訴しに行くが、景山が誰かに携帯で呼び出されているところを目撃、あとをつけることに。景山は自分の娘と会っていた。しかし、その娘との仲は険悪そのもの。お金を渡されたらさっさと行こうとする娘。どうやら景山とはいっしょに暮らしていないようだ。別れた父方の方といっしょにいるのだろう。実は娘にも夫にも愛想つかされていた景山だが・・。~一番大切なのは学校~景山の学校に対する情熱は、いつしか家族達の目からは異様に写ってしまっていたのだろう、たとえそれが、誤解だったとしても・・。瞳と一樹はそんな景山に舞のことを許してもらうように頼むがもちろん取り合ってもらえない。だから景山に聞くのだ、どうして舞がこんなにまで社交ダンス部に一生懸命だったのか?と。
舞は仲のよい両親に育てられてこの世に悪意なんてないと思っているような子だったと景山は話しだす。景山は担任、舞はまだこの学園の生徒だった頃、舞はひとりの他校の男子と恋に落ちた。そこで社交ダンスとも出会い、愛のすばらしさとダンスをみんなに知ってもらいたいと学校で部設立を目指す。だが、そのひとりよがりの行動は他の生徒達から冷めた目でみられてしまう。舞は純粋そのものだが、その気持ちは他人には届かなかった。いつしか舞は学校から浮いてしまい、高校3年間誰ひとり友達もできずに終わってしまった。その恋人とも別れ、本当にひとりぼっちだった舞。両親も事故で亡くなって、舞はどんなに辛い学園生活だったのだろう・・。
一樹と瞳はみんなにそのことを話す。いつも愛だ愛と言っていたのはそういうことだったのか!と一同納得だが、どうすることもできない。あいかわらず叶夢は落ち込んでるし・・。そんな時、可奈がみんなに話し始めた。「私、今まで誰かより先に何かするって決めたこと一度もないんだ。みんなから浮いたり馬鹿にされるのが嫌だから。でもみんなに反対されても馬鹿にされてもいいから私は舞ちゃんと離れたくない。どんなことをしても舞ちゃんを助けたい。」舞ちゃんはずっとひとりだったけど、私達はひとりじゃない!「きっかけはTバックでもなんでもいいよね。私達が出会えたのは舞ちゃんのおかげだし。」レイも言ってくれた。「舞ちゃんは私達5人がひとりぼっちだって知って社交ダンス部に誘ってくれたんだね、きっと。」真帆も笑顔で言う。それでもうじうじしている叶夢に、あきれてド突く永璃。ついに、叶夢が立ち上がった!「この道を行けばどうなるものか、踏み出せばその一足が道となる、迷わず行けよ、行けばわかるさ!!」完全復活叶夢!こいつが動かないと始まらないぜ!
長い間お世話になりました・・。舞は景山に頭を下げる。景山は保護者説明会でちゃんとみんなに謝罪してから学校を去るのが礼儀だと厳しく叱る。「あなたのやっていることは生徒のためなんかじゃない、所詮自分のためじゃない!?ダンスのすばらしさを教えたくて社交ダンス部を作ったと言ってるけど、自分がやりたくてできなかったことを生徒に押し付けてるだけです!そんな身勝手で甘っちょろい考えの人に、教師をやっている資格なんてありません!お忘れにならないように!」散々に言われてしまった舞。さびしそうに家路に向かう・・。そこへ、景山の娘が舞を呼び止めた。「トモヨちゃん!」
実はこの不登校娘は舞や景山のいる学園の生徒だった。舞はトモヨに社交ダンス部に入るよう勧誘していたらしい。トモヨは学校のことばかりで自分のことを見てくれてない母親を嫌い、景山の娘だからと敬遠する生徒達も嫌い不登校を続けていたのだ。舞は一度社交ダンス部のみんなに会ってみて!と言う。みんなに会ったら何かが変わる、きっと。部のみんなのことをひとりひとりトモヨに話して聞かす舞、その顔はいつのまにか泣いていた・・。「でも私・・あの子達を守ることできなかった・・。」
そして、保護者説明会。景山が集まった父母達に説明し始めた。その時、軽快なタンゴのミュージックが流れ始め、社交ダンス部のみんなが乱入、ダンスを踊り始めた!止めさせられるが、みんなは校長の計らいで話す機会を得る。それぞれが自分に舞が教えてくれたことを語り出す。みんな舞から、かけがいのないものを貰っていたのだ。みんなの話を聞いて涙を流す舞。自分の信じていた気持ちは、ちゃんとこの子達には伝わっていたんだ!
景山は厳しい声色だが舞にもう一度みんなの前で話すよう促す。舞は必死に頭を下げて熱弁する。家族のいない自分にとってこの学校は家みたいなものだった、もう一度この家のために恩返しをさせてください!・・・舞は処分を免れた。そして景山もひたすらに悪者だったが、この学園を本当に愛していたゆえの言動と行動だった、そのことを舞もちゃんとわかっていたようだ。トモヨも社交ダンス部が復活して舞が残れるのなら学園に登校してもいいと思ってくれる。すべてがうまくいった、そう思っていたのだが・・。
氷室校長は学園を去ると言う・・。舞と社交ダンス部を許してくれるようにお願いをして・・。本来なら自分が真っ先に辞任するべきだったのだ、自分の保身のために相田先生を見殺しにしようとした・・。いつも校長室に閉じこもりっぱなしだったが、今の生徒達の熱意ですべてわかった、景山の愛が舞に伝わり、そして舞の愛が生徒に伝わっていると。「文化祭で社交ダンス部のダンスが見たかった・・。」そう舞に言い、校長は学園を去った・・。
~届かぬ想いもいつかは届く。そう信じて僕らは愛を伝えていこう。そうすればきっといつかは奇跡が起こる~一樹は思うのだ。そして最後の試練が訪れる・・。
文化祭の準備品が無茶苦茶になっていた!現れた真行寺は、「親や教師が許しても、私達生徒は絶対に認めないわよ、社交ダンス部なんか。」嫌らしく瞳に耳打ちし部室をあとにする・・。ついに始まったこの戦いに、社交ダンス部のみんなは勝利することができるのか!?

#9
文化祭で初めての社交ダンスの発表会。だが、みんなで一生懸命作った衣装や道具がいつのまにか壊されていた・・。しかも生徒会長である真行寺夏芽は社交ダンス部が踊れる場所は提供しないとまで言う。私達生徒はあなた達を認めない。徹底してダンス部を敵対視する真行寺にメンバーは辟易だ・・。舞もその現状にみんなを励ますが、瞳はみんなに告白する、自分と真行寺の因縁のことを・・。中学の時、真行寺の気持ちに答えられずキスを拒絶してしまった自分。だから真行寺はダンス部を・・。「可愛さあまって憎さ百倍ってやつ?女の執念って怖えなあ!」叶夢は叫ぶのだ。
瞳は一樹と共に生徒会室に直訴しにいくが、もちろん取り合ってもらえない。「いいかげんにしてくれる?そっちと違って忙しいの私は。」去っていく瞳達を見てほくそ笑む真行寺。舞も景山にダンス部のことを頼みこむが、文化祭は生徒が自分達で作りあげるもので教師が介入することではないと言われてしまう。思わず校長室に足が向く舞。でも、校長はもうこの学園にはいないのだ・・。心細さいっぱいの舞・・。
一体これからどうすればいいの?みんなは部室でうなだれているが、「なあ!みんな!今回景山とか親達に文句言ってもしょうがないからさ、俺達の愛で真行寺や他の奴らを解かすしかないんだよ!最後に愛は勝つと信じて!」一樹がみんなを励まそうとした時、立ち上がってみんなを勇気づけたのは叶夢だった。壊されちゃったけどまたみんなで作ろう。踊る場所がなかったら裏庭でもなんでもダンスができればいいじゃん!?叶夢は必死にみんなを鼓舞する。いつしかみんなは明るい笑顔に戻っていた。そんな叶夢を少し複雑な表情で見つめている一樹。「みんな・・強くなったね。」そんな一樹に舞は笑顔で言う。ともかくみんなはやる気を取り戻した。
ダンス部を文化祭に参加させてください!手製のビラを熱心に学生達に配るメンバー達。可奈は以前、いじめられながらもつるんでいた仲間達にビラを配るが、「死ね。」一言いってどこかに行ってしまうそいつら・・。心配して駆けつけたきよしだが、「死ねって言われちゃいました~。でも私は死にましぇ~ん!」笑顔を向けて安心させる可奈にきよしも無言の笑顔を返す。生徒達にビラはなかなか受け取ってもらえない。が、そんなことでへこたれるダンス部のみんなではないのだ。
あの一件以来学園に登校しているトモヨ。落ちているビラを拾い、ダンス部の部室を覗いてみると、みんなで楽しそうに衣装や道具を作っていた・・。舞はトモヨに気づき呼び止める。みんなもトモヨを向かい入れようと声をかけた。保護者説明会のピンチの時、自分達の応援してくれたじゃん!叶夢も笑顔。トモヨはそんなつもりじゃないから・・と去ってしまったが。トモヨもずっと学校に来なかった女の子、色々思うところがあるし素直にもなれないだろう、でもみんなの気持ちはうれしかったんじゃないかな?母親である景山に一言言ってくれる。「先入観とか捨ててさ、ちゃんとあいつら見たことあんの?」
それぞれのカップルが個人練習している。「ちょっと休もうか?」レイの一言で一旦休憩。静也は思いつめたように話し始めた。「俺さ、将来何になりたいとか、自分のこういうとこが好きだとか、まだそういうの全然ないんだよね。いままで外見のことばっかり気にしてたし。レイともキスとかエッチしたいとかそういうことばっか考えてたから・・。」静也はレイのとなりに座り、「・・でもそれじゃこれからレイのこと守れないもんな、絶対。」レイは控えめにうれしそうに微笑む。「ああ~なんか強くなりてえな!俺。」そんな静也にレイはキスしようとするが、また!おでこ同士がぶつかってしまった(笑)
真帆は信太郎の手を握り、「あんたが私にもう走らないのか?ってしつこく言うのもやさしいからなんだよね?」でも今の私は走る意味がみつからないし、ダンス部のみんなといるほうが楽しい、だから・・「もう走れとか言うのやめてくれないかな。」信太郎は真帆の言葉をかみしめている。自分の言ったことをこうしてきちんと答えてくれるのはうれしいよね。
きよしは学校のみんなに愛を伝えるのにはまず、ダンス部のみんなといる今を残すことかなって考えてデジカメでみんなの写真を撮っていた。それをみせてもらう可奈。それぞれのカップルが楽しそうに写っている。「なんかみんな愛に溢れてるね。」
永璃はうたた寝している叶夢をつねって起こす。そして話しだした。「なんかさ、このまま時間が止まってしまえばいいのになあって。」いつかはみんなバラバラになっちゃう、あんたも別の女に乗り換えちゃうかも知れないし・・。私は多分なんとなく平凡な道に進んで、なんとなく結婚して・・子供生んで・・。「そしてらきっと思い出すんだよ。あ~あ、社交ダンス部のみんなといる時は楽しかったなあって。」それを聞いて叶夢は語りだした。他の奴は目的地に早く着くことが一番大事だと思うかも知れない、だが俺はその途中にどんな花が咲いているのか?どんな人と会うのか?そういうことのほうが興味あるんだよ!「将来のことばっかり考えてたら今この瞬間がもったいないというか可哀想じゃん?」
翌朝。瞳は再び真行寺に会いに行こうとする。それに気づいた一樹は呼び止めるが、今度は自分ひとりで行くと言う瞳。一樹はなんとなく察したようだ、自分が犠牲になってダンス部を救おうとしていることを、大切なものを守るために・・。「なんかないのかよ?俺にできること!」「じゃあキスしてくれる?私の・・ファーストキス。」「俺でいいなら・・。」キスしようとする一樹を寸前でかわす瞳。「やっぱりだめ!あんたとはしちゃいけないんだ。」瞳は行ってしまった・・。
瞳は真行寺とふたりきりで話す。ダンス部のみんなのことを。みんなのすばらしさを。「私はきっと100年たっても胸を張ってこう言えます!社交ダンス部のメンバーといっしょにいれてよかった、みんなのことが大好きだって!」だが、真行寺の心には響かない・・。瞳は社交ダンス部を守るために自分のファーストキスを真行寺に捧げた。これで真行寺は約束は守るだろう・・でも瞳の大切にしていたキスは結局・・。
部室に集まるみんなに体育館でダンス発表できることになったと報告する瞳。だが、みんなはそれを素直に喜ぶほど鈍くない。どうして突然真行寺が許したのか?一樹は言葉を濁す瞳を真剣な眼差しで見つめている。私達仲間でしょ?永璃は瞳にそう言うが、「きっと、瞳の愛が真行寺さんに伝わったんだよ。」舞が言葉をはさんだ。一樹も続けて何か言おうとするが、「舞ちゃんの言うとおりだよ!もうこれでいいじゃん?な?でもさ、部長だからってこれからはひとりで勝手な真似するなよ?俺達ってそんなにたよりにならないかなあ?」叶夢がすべてをまとめてくれた。瞳もうれしそうに涙ぐむ。一樹はそんな叶夢を見つめていた・・。舞が一樹の様子を見て話しかける。「どうしたの?一樹?」「別に。ただ叶夢の奴、前みたいにカズカズって言わなくなったなって思ってさ。」そして舞に微笑んだ・・。
文化祭当日。だが、開演時間直前になっても客は全然いない・・。さびしすぎるぞこれじゃあ!と、思っていたら景山が登場して席に座る。なんだかんだで見に来てくれたのはうれしいが・・このおばさんだけじゃダンスする気になれないぜって思うのは悪いことだろうか?しかし!奇跡は起きた。突然の雨が降り、生徒や文化祭に来ていた人達が一斉に体育館になだれ込んでくる。景山のとなりに座ったトモヨが一言、「本当はみんな、見たかったんじゃないの?」真行寺も、そして氷室元校長も見ている中、発表会は始まった!
最初、制服姿のスタンダード社交ダンスで始まった発表会も、いきなりチアガールになったりアメリカンぽくなったりでノリノリのダンスに変貌する。いつしか楽しそうなその雰囲気に客席は沸いていた。どうみてもその一瞬の衣装チェンジは無理だろ!?という突っ込みはこの際なしで。。そして暗くなり、ウェディングドレスの瞳とタキシード姿の一樹が中央に現れ大人っぽく踊りだした。そしてそれぞれのカップルもウェディングドレスとタキシードで踊りだす。この時の選曲がよかった!なんだっけなあ、名前が出てこないけど好きだ。。舞踏会風な感じでクルクルと踊り回る中、シャボン玉まで降りだした。いつしか真行寺もうつろな目で社交ダンス部に見とれている・・。そして、すべてが終わりシーンと静まりかえった会場を、始めに拍手したのはなんと!景山だった。舞は笑顔、その目からは涙が伝っていた。
~僕らは思った、愛で世界は変えられるって。だから、雨が降れば傘を差し出すのだ~
土砂降りの中をひとりいる真行寺に傘を差し出したのは瞳だった。「やっとわかったわ・・。私に必要なのは愛だって。愛のないキスは・・震えるくらい悲しかったし・・。」真行寺はきっとさびしかったんだろう・・実は彼女もまた孤独だったのだ。でも自分でそれを認めることができたんだ。それを気づかせてくれたのは瞳と社交ダンス部のダンス。そして、氷室元校長も舞を褒めるのだ。「あなたの10年前に蒔いた種が今ひらいたんです。」そしてダンスを教えてくれませんか?と舞に頼む。ふたりは踊る。そして・・「さびしかったです。いなくなってからずっと・・。」舞は氷室に言うことができた。
この瞬間が永遠に続けばいいと思っていた・・。でも永遠に続くことなんか、この世にはない・・。一樹は勇気も持って決心し打ち明けた。「実は俺、学校辞めようと思うんだ。」次回最終回!どうなるの!?

最終回
文化祭での発表会も大成功に終わり喜びに沸く社交ダンス部のみんな。そんな時、一樹はみんなに言う。「実は俺、学校辞めようと思うんだ。」一瞬にしてシーンとなる部室。みんなは何いってるの?と茶化すが、一樹の顔をみればそれが冗談ではないことに気づくのだ・・。「叶夢、知ってるよな?俺本当は行きたい学校あったんだ。来年そこ受けなおそうと思う。」「なんだよそれ?おまえがいなくなったらどうすりゃいいんだよ!なあカズ、おまえがいなきゃだめなんだよ!」叶夢は一樹の肩をつかみ必死に言うが、「そんなことないよ。だっておまえもう、カズカズって俺のこと頼らなくなったし。おまえは自分がおもってるよりずっと強くなってんだよ。」それに比べて自分はぜんぜん成長してない、叶夢といっしょにいたいことを口実にして、第一志望校に受かる自信がなかっただけなんだ・・。「でもやっぱり逃げちゃいけないと思うんだ。このままだと自分のやりたいことやほんとの生き方みたいなのを見つけられない気がするし。」一樹の告白はそれぞれの気持ちを揺さぶる。瞳はずっと一樹を真剣な眼差しで見ていたが、「でも、頭じゃわかるけどさ・・ここがどうしても納得できないよ!」そのこぶしは心臓の前でギュッと握られている・・。~何のために僕たちは生きていくの?~最後の授業が始まる・・。
翌日。舞は一樹に声をかける。考え直してくれた?一樹の返事はNO。みんなと離れたくないし、この学校も大好きだ、でも心の声がこのままじゃだめだって言うんだ。「周りの人を幸せにしたいならまず自分が幸せにならなきゃっだめだって。」
景山は一樹の自主退学願いにご立腹の様子。舞にやめるよう説得するように厳しく言う。初めて男子を入学させたうちのひとりがもう退学するという事態、それは学校の印象に悪く影響するということを指している。氷室校長が学校を去ったあと、景山が校長に就任するらしい。どうやら景山は学校経営のことも気にしなければいけない立場になっていたのだ。もちろん今までも学校の伝統を守りたい一身でいちいち口うるさく言ってきたこのおばさんだが・・。
一樹の退学届けの理由も聞いてくれない景山にシュンとして職員室に戻ってきた舞に携帯が鳴る。それは氷室からだった。「あなたに伝えたいことがあって・・。」「えっ!?」「私は、私はあなたと・・」何?何?!ドキドキの舞。「もう会うことはないと思います・・。」ガクッ!最終回なんだからもったいつけないでくっつこうよ!氷室は教育関係から身を引き、父親の会社で働くことにしたらしい。しばらくはニューヨークに行くことになると舞に伝える。舞はもっと心細くなってしまって一樹のことを相談するのだ。担任なのにどうしていいかわからないと。「大切な人を守りたいならまず自分が変わらなきゃって思ったんじゃないんですか?今の私に人を幸せにすることはできません。だから・・あなたには会えません。」「何言ってるんですか!?ちょっと待ってください!」だが、電話は切れてしまった・・。
一樹の決断は社交ダンス部のみんなにとっても重大なこと。それゆえにそれぞれが色々考えてしまうのだ・・。静也は決断した一樹をかっこいいと言う。自分も変わりたいと思っているから、強くなりたいと・・。そんな静也が一樹みたいにどこか行ってしまうのではないか?レイは不安になってしまう。
可奈ももしきよしが一樹と同じような決断をしたら送り出してあげたいけど、そういう風にできるか不安だと悩む。きよしはどこにもいかないと可奈を抱きしめる。仲良すぎだな。。
うじうじ悩む叶夢に永璃が活を入れた。もしそれが一樹のためになるなら応援するべきだと。
瞳もこれからずっと一樹といっしょにダンス部を引っ張っていこうと思っていた。でも、一樹がいなくなっちゃう・・自信がない、自分も社交ダンス部を辞めようかな・・パートナーもいなくなっちゃうし。そこへ、信太郎が瞳に声をかける、パートナーになって欲しいと。信太郎もある決断をしたのだ。陸上部に真帆を戻す決心!今はダンス部にいるのが楽しいと言ってくれた真帆、走る意味がわからないと言っていた真帆、でも、彼女が本来いるべき場所は陸上、走ることなのだ。信太郎は真帆に陸上に戻れと言い、瞳にパートナーなって欲しいと頼む。瞳は悩みながらも信太郎の提案を受け入れたようだ。そんな時、みんなと共に真帆が現れた。
「でもね・・。陸上部に戻って前みたいにちゃんと走れる自信がないの。なんのために走ったらいいかわからないの。」真帆は信太郎の気持ちをわかっていた。でも瞳にそう説明する。みんなも真帆の言葉をかみしめている。「そんなのさ、何も考えず左右の足を前に出せばいいんだよ。」叶夢が演説するが、その瞬間永璃にどつかれてしまった。「真帆。それはきっと愛のためだよ。好きな人のために走るんだよ。」舞が現れた。そしてみんなも言う、真帆が陸上部に戻ってもみんなとの友情は変わらないって。真帆はみんなの顔を一瞥した。「ありがとう。」真帆は髪を結び、カバンを叶夢に放り投げて走りだした!校内の敷地を全速力で。今、ここにいない信太郎のために、彼の元に。それを手を振って見送ったみんな。そして舞はみんなに言う。
「一樹のことなんだけど、私は応援しようと思ってる。さみしいかもしれないけど私達いつまでもいっしょにはいられないの、今のままじゃいられないの、いずれ変わらなきゃいけないの、それが成長するってことだから。みんなもこれから一樹と同じようにつらい決断をしなければいけなくて、迷ったり不安になったりするかもしれないけど、愛に従って行動すれば一人前の大人になれる、人生で本当に大切なことを決める時、最後の答えを出すのは自分自身でしかないの。それは決して、学校じゃ教えられないの。」
部室。叶夢は一樹とふたりきりになっていた。そして、おもむろに服を脱ぎだす。できるだけやさしくして・・。はあ(汗)そうきたか・・。もちろん一樹も必死に止める。叶夢はいつも一樹に助けてもらったお礼がしたいけど自分の愛をどう一樹に表現していいかわからなかったのだ。「叶夢。おまえは十分愛を与えてくれたよ。」いつもいっしょにいてくれたら俺は毎日楽しかった、元気が出た。「本当に甘えてたのは俺の方なんだ。だからおまえから卒業しなければいけないんだ俺。これが今のおまえへの愛なんだ。」「その愛に従って行動するんだな?カズ。」「うん。」一樹は笑顔でそう頷く。
真行寺は瞳を待っていた。そして言う。自分は生徒会長を辞めた、これからは瞳と同じように周りの人たちのことを考えられる人間になりたいと。そして、一樹が学校を辞めることを心配し、「いいの?まだ好きなんでしょ?」うんと瞳は頷き、「あいつを応援するのが私の愛ですから。」今の瞳の顔には迷いはなかった。
瞳は最後に一樹にお願いをした。ダンス。ふたりは楽しそうに踊る、そして一樹に言う瞳。自分は一樹がいない分も社交ダンス部を引っ張っていく、それが私の生きる道だから。笑顔で笑い会うふたり。
みんなに見送られ一樹は学園を去る・・。最初はきよしのこと変態だと思ってた、でも誰よりも人を愛する力がある奴だってわかる。可奈はなさけない子だって思ってた、でも誰よりも勇気がある子だってわかる。静也はかっこつけだったけど、今は本当にかっこいい男になった。レイは今はだれよりも純粋でやさしい奴だってわかる。信太郎は本当にあぶない奴って思ったけど、誰よりもやさしい男になったよな。真帆も勇気を出して自分の道を進もうとしてる、がんばれ!真帆。永璃は最初は変な女だって思ったけど、今は叶夢がおまえを好きになって本当によかったって思う。叶夢、俺はおまえを好きになって本当によかった。「舞ちゃん!相田先生・・。本当にありがとう。先生のおかげでこんな素敵な仲間に会えて俺、本当に幸せです!」一樹は舞に最後の挨拶をした。そして歩いていく・・。一樹は学校を去ったのだ。
舞が職員室に戻ると景山がいつもの席に戻っていた。校長室からこっちに戻ってきたのだ、どうやら校長になるのを辞退したらしい。舞の行動のおかげで目が覚めたらしい景山は話しだした。学校の伝統を守るというのは学校の体面を守るということじゃなく、生徒ひとりひとりに愛を伝えていくことだと。「あなたはもう、灯愛女子学園の立派な教師です。」景山は舞を認めたのだ。舞にとってこの言葉ほどうれしいものはなかっただろう。そして、はぶいてしまったけれど舞は氷室とくっついた(笑)舞ダブルハッピー!日頃の良い行いがちゃんと帰ってきたんだね。。
時が立ち・・2009年4月。一樹は駅のホームのベンチに座り本を読んでいる、第一志望校の制服を着て。そこへ女の子の足が一樹の前で止まる。上を向くと瞳が立っていた。ちょっとだけ大人っぽくなっていた瞳。「座ってもいい?」笑顔で頷く一樹。一樹はひさしぶりの再会にみんなの近況を聞いた。社交ダンス部は部員が結構増えたらしい、トモヨも今は部員の一員だそう、みんなも変わらず元気。真帆は陸上部でどんどん記録を伸ばしてる。そして新しい英語の教師として氷室が教壇に立っている、舞ちゃんもうれしそう。瞳は笑顔で顔をほころばせながら一樹に話す。そしてちょっと間をおき、「そっちは?好きな人とかできた?」「いや、そっちは?」「ううん。」「そっか。」電車が来てしまった。「じゃあ俺こっちだから。みんなによろしく。」一樹は瞳にそう言い電車に乗り込んだ。「ねえ。」一樹が振り返ると瞳のキスが待っていた・・。真剣な眼差しの瞳は言う、「私の本当のファーストキス、駄目かな?」首を横に振る一樹、その顔は笑顔だった。瞳もにっこりと笑う。電車が走りだし、瞳はいつまでもそれを見送っていた・・。駄目なわけないだろぉ~っと、しかし大胆だな瞳、他の生徒とか駅にいたんだろうに。一樹は学校着いたらクラス中から冷やかされるな。。一樹と瞳、このふたりがこのあとどうなったかは、学校じゃ教えられない!(笑)

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    Excerpt: ... (意味分からんよ 今「学校じゃ教えられない」だっけ?見てる(聞いてる)け... Weblog: 百花の気まぐれ生活 racked: 2008-09-19 08:07