「学校じゃ教えられない!」まとめ中編

「学校じゃ教えられない!」まとめ中編
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#5
社交ダンス大会に向けて練習に励むみんな。そこへ生徒会長・真行寺夏芽が入部希望でやってきた。あきらかに入部じゃなくこの部の妨害として参加しているのである・・。正式な部として認められず、校長代理の景山盟子からも目をつけられている手前、表向き勉強会として振舞う社交ダンス部。もちろん真行寺のいるときは勉強会で通しているのだが、大会も近いのにみんなやりずらそう・・。そして真行寺(生徒会)の要望で景山からすばらしい発表が!
~今後一切男女交際禁止~授業で必要な時以外は男女がしゃべってはならない。。登下校もいっしょにいてはならない。。ニヤリと真行寺は嫌らしく笑い、景山も勝ち誇った顔で部室を出て行く。舞先生は反論し景山を追いかけるが・・。しかし、景山の方がむしろ男女のことをいやらしく思ってるんじゃないの!?うなだれてしまう男生徒達・・。
「決まってんだろ!?俺達が本当は社交ダンス部だって知ってて邪魔しようとしてんだよ。」真行寺について信太郎が言う。「それだけかなあ?他に目的があるような気がしてさ。」一樹が首をかしげて言う。いつものように男5人、トイレで座談会中なのだ。「私が教えてあげよう!あいつはなあ~、俺に惚れてんだよ!!」叶夢がうれしそうに叫んだ。だが、すでに他の4人はあきれて散ってしまった・・。その時!きよしが雑誌の占いを見て叫ぶ。「たくさんの異性に囲まれた環境にいるあなた、今週は好きな人とキスをするチャンスが突然おとずれるでしょう!?」きよしの絶叫に、静也も信太郎もそわそわし始めた。「うわあ!むかつく3人共!彼女がいるからってその気になりやがって!」
一樹は瞳に呼び出された。部室にふたり、瞳は振り返り言う。「私と付き合ってくれない?」「えっ!」もじもじしだした一樹を見て笑い出す瞳。「冗談よ!私と付き合ってる振りをしてほしいの。」瞳は中等部の時、真行寺に憧れていた。だが、真行寺も瞳を気に入っていたらしくキスを迫る。それを突き飛ばしてしまう瞳。「ファーストキスは・・本当に好きな人じゃないと。」実は瞳との因縁で社交ダンス部にちょっかいだしていた真行寺。妙に瞳にからむ理由もこれで納得する一樹だが・・。そこへ真行寺が部室に入ってきた。
「何?話って?」「私この人と付き合っているんです。」「冗談やめてくれる?こんな奴のどこがいいわけ?」「頭もいいし頼りになるんです。誰に対してもやさしいし・・。」「ならキスしてみて。本当に好きな人とするんでしょ?ファーストキスは?」「・・いいですよ。」瞳は目をつぶり一樹に顔を近づける。真行寺が睨みつける中、キスか?!って所で叶夢が入ってきた!「こんなところにいたんだあ?もう探したよ!夏芽っち。俺ならもう心の準備はできてるぜ!ベイビ~。」「はあ?ばかじゃないの、あんた。」真行寺は出て行ってしまい叶夢も追いかけていく。思わぬ助け船に瞳はわざとやってくれてる?と一樹に言うが。叶夢は本当に真行寺を口説いていただけだった。。
その頃、舞は社交ダンス部を正式に認めて欲しいと校長に直訴に行く。今度の大会見に来てください!私と踊ってみませんか?としきりに話を盛り上げようと奮闘。校長は若く美男の顔を一切ゆるめず淡々としていたが、ダンスしようと触れてきた舞を突然突き放してしまった。「人に触られるのが苦手なんです。昔から・・」校長は言う。そこへ景山も男女交際禁止の校則を正式に認めて欲しいとやってきた。なぜそれがいけないことなんですか?!舞は景山に改めて聞くのだが・・この人はいっこうに耳を傾けない。昔男にでも失敗してんのか?このおばさんは!?
男女交際禁止を取り消すには、社交ダンス部が今度の大会で一組でも入賞者がでればよし、部としても正式に認めると約束する校長。しかし入賞者がでなければ廃部という方向に・・。しかも男女交際禁止も正式に校則になってしまうというおまけつきだ。何が何でもダンスをがんばるしかないみんななのだが・・。それどころではない人達が。。
きよしは可奈を呼び出し静かな場所に誘う。「あのさ・・。」首をかしげる可奈の肩に手をやるきよし。可奈はそっと目を閉じてくれた。いける!きよしは可奈にキスしようと顔を近づける。!!が、ハッとして振り返ると信太郎が遠くから頭だけ出して覗いていた。「悪いけど、あっちでやってくれる。」信太郎はきよしと可奈を追い払い、真帆にキスしようとするが、顔を近づけるその顔が可笑しいと笑われてしまった。「あはは!ごめん。ツボ入ったあ。。」再び場所を変え柱の影へ移動したきよし達。だが、そこには静也とレイがすでにいた。「悪いけどここ、俺達の場所だから。」きよし達が去ったあと静也もレイにキスしようと肩に手をやるが、「ちょっと痛い!」そして、唇の前に先におでこをぶつけてしまう静也。「痛っ!もう信じらんない!!」レイは走っていってしまった・・。教室に移動したきよし達は今度こそキス!と思ったら、叶夢と永璃がいた。「どうぞ、どうぞ続けてくださ~い。」「私達暇なんで見学させていただいております。」「できるかあ!!」きよしざ~んねん。。
その頃、何か忙しそうでカリカリしている瞳が気になる一樹。実は瞳は2年前に癌で母親を亡くしてからずっと、幼い弟達のために朝ご飯作ったり、迎えに行ったり、タイムサービスの食材を並んで買ったり、喘息の弟の様子を心配したり、それでもちゃんと勉強したり・・。とてもひとりでやれる範囲を超えてがんばっていたのだ。それで成績優秀なのだから大した女の子。一樹はそれを知り、「大変だな・・。全然知らなかった、そんな素振りまったく見せないから。」「嫌なの、同情とかされるのが。みんなに言わないでよ!」
練習も大会が近いので猛特訓。真行寺はもちろんダンスには顔を出さずみんな練習に励むが・・。彼氏彼女になってしまったカップル同士はなんとなくいちゃついて気合が感じられない・・。「みんないい加減にしてよ!!大会は明日なのに、なんでそんなに緊張感がないわけ!?なんでもかんでも一樹と私に任せないで少しはまじめにやったらどうなのよ!!舞ちゃんだって甘いんじゃないの?社交ダンス部だってそっちが無理やり押し付けて始めたんじゃないの?なんで私がこんなに心配してるのに、そんなに能天気なわけ!?」瞳はついにキレてしまった。「舞ちゃんに私の気持ちなんて絶対にわかんない!」瞳は部室を出て行ってしまった・・。
心配で駆けつけた一樹を連れまわす瞳。ゲーセンで遊び、いつぞやのファーストフード店でカレーライスを大食い。そして瞳は倒れてしまった!過労で心身共に疲れきっていたのだ・・。
目が覚めると自分の家。舞が顔を覗き込んでいた。「びっくりしたよ。一樹から電話もらって・・。でもさ、ひとりでがんばらないで相談して欲しかったな。私なんて頼りにならないかもしれないけどさ。」舞はやさしく言う。瞳は弟達の世話の心配をして起きようとするが、舞が部屋の襖を開けると!ダンス部のみんなが役割分担して全部やってくれていた。そして、弟達はお姉ちゃんにお礼を言う。
「ねえ瞳、これからは少しはみんなに甘えてみたら?」シンデレラも動物達がドレス作ってくれたり、魔法使いが馬車を用意してくれてりして王子様にめぐり合うことができたの。舞は諭すように瞳に話す。瞳はうれしくて顔をほころばすが、「ねえ?大会は!?」社交ダンス部がなくなってしまったらみんなといっしょにいられなくなる!「部長命令!」瞳の号令でみんな会場に走りだすことに!
会場。着いたが時すでに遅し!大会は終了してしまっていた。「私のせいだ・・。倒れたりするから・・。」涙があふれてくる。「いやだ、泣いてる私。もう絶対に泣かないって決めてたのに。」母親が亡くなって父親は元気を失くし、弟達も泣きじゃくった。私がお母さんにならなきゃ!瞳はすべてを背負い込んでたったひとりで踏ん張ってきたのだ。「でもやっぱり無理!母親の代わりになんてなれないよ私!なんで私だけがこんな目にあわなくちゃいけないの!?神様ってなんて不公平なの・・。」くやしくて悲しくて、叫び散らす瞳に舞は言う。自分も高校の時両親が亡くなってずっとひとりぼっちだって泣いていた・・。「でも、瞳にはみんながいるじゃん!」
一樹が瞳の前に行き手を差し出す。その手を掴みダンスが始まった。他のみんなもダンスを始める。いつぞや人だかりができ、ダンスを踊りきった時にはたくさんの拍手が沸き起こっていた。大会には間に合わなかったけど、会場のダンサー達がたくさん見てくれた。そして、その中に校長の姿もあったのだ。
景山はこれでダンス部は廃止、男女交際禁止と喜んでいたが、校長は言う。学園の伝統を守るというのなら今回は社交ダンス部は存続だと。実は会場で拍手をくれた人達の中に、学園の卒業生がいたのだ。喜びの投書を校長にくれていたのであった・・。「社交ダンス部には我々の思っている以上に学校の宣伝効果があるようです。」「・・それでは男女交際禁止は?」「人の気持ちは規則では決められないのでは?」舞は微笑み、景山は舞と校長の仲を疑い始める。「わっ、わたくしは絶対に許しませんからね!」
瞳は振りかえる。こんなに忙しいのに社交ダンス部をやっていたのは、ダンス部が心の支えになっていたからなんだと。そして・・ダンス部は今回のことで晴れて学園に認められたのだ。「キスして・・。」瞳は一樹に言う。真行寺が遠くからふたりを見ていた。そっと唇を近づけて一樹は瞳にキスをする。真行寺は悔しくてその場を走り去ってしまったが、一樹はキスの振りをしただけだった・・。「これもあなたのやさしさ?」「ファーストキスはとっといたほうがいいよ。本当に好きな人のために・・。」にっこり笑って「色々ありがとう!」瞳は一樹に言うのだ。その顔はとても晴れ晴れしていた。。~私はもうあなたのこと好きになってるんだよ~
その様子を見ていた叶夢と永璃。「結局薬局私達だけ?カップルになってないの。」「ああ~俺もキスしてえ!」「何?あんたまだやったことないの!?」そこでキスの練習させてあげるつもりが叶夢とキスしてしまった永璃!ふたりは今のキスが本物なのかどうか確認することになる・・。このふたりは!?くっつくのか!

#6
叶夢と永璃はラブホテルに来ていた。さっきのキスが本物だったのか気持ちをたしかめるために!?叶夢は永璃にキスしようと顔を近づけるが、「ちょっと聞いていい?」おもむろに目を開け真剣な顔つきな永璃が聞く。「あんたさあ、私のこと好き?それとも、やりたいだけ?」「えっ!?」
後日。社交ダンス部の部室では舞が、晴れて部が正式に学校に認められました!とみんなに報告。9月の文化祭では創作ダンスを披露しよう、みんなうまくなってるし!と提案。ということで部のみんなは夏休みも練習に明け暮れる毎日になりそうだ。そんな中、一樹は叶夢と永璃の様子がいつもと違うことに気づく。
練習が終わり男達5人が集まって話している。もっと彼女と仲良く愛を深めていくにはどうしたらいいのか?と。どういうシュチュエーションでキスに持ち込めばいいのか?初めてのエッチのことなんだけど?きよし、静也、信太郎は3人で固まって盛り上がっている。「あのさあ、違うんじゃないかあ?」一樹の突っ込みにも3人は耳を貸さない。「あの~」と話に入りたがる叶夢にも、「だっておまえの話きいても参考にならないし。」彼女がいる3人の反応は冷たいぞ。しかし叶夢は高笑いし、あるものをみんなに見せた。それはラブホから持ってきた歯ブラシセットだった!驚愕し立ち上がる三人。「も、もしかして永璃と!?」一樹も問い詰める。「いやあ~。永璃の奴俺に惚れてたみたいでさ~。」ブラはちゃんとはずせたのか!?とかどうしようもない質問を浴びせる3人だが、一樹だけは叶夢の様子を見て首を傾げていた。
一樹は叶夢と帰宅中尋ねる。「おまえ、ほんとは永璃とやってないだろ?」「そんなわけ!」「じゃあ永璃に確認してもいいんだな?おまえ本当に永璃のこと好きなの?」「やめてくれよ!気持ちわりいなあ。」「じゃあ、やりたいだけだ。」「いや、そ、そういうわけじゃ。」「どっちなんだよ~。」
「それで結局何もしないで帰ってきたわけ?」「当然よ~。わたしは好きな人じゃないとエッチできませんから。」瞳と永璃がファーストフード店でジュースを飲みながら話している。「でも叶夢のこと好きなんじゃないの?」「ちょっとやめてよ、あんなアホちん!」「じゃあなんでラブホなんて行ったの?」ニヤニヤした顔で覗き込む瞳に、「それはあ~、ノリっていうか・・。ちょっと!私がいろんな男とやりまくってるとか思ってる!?」永璃の言葉にそうじゃない、自分は永璃みたいに好きになったらまっしぐらっていう恋愛はできないから・・と瞳。ファーストキスとか初体験は大切にしたい。それを聞いて永璃が言う。「私は瞳と違ってモテないから一回一回が勝負なの。」本当は自分に自信がないから人を好きになったらこんどこそ真実の愛だ!って考えちゃう・・。そこへ叶夢と一樹がやってきた。「言っとくけどな、この前俺はやらしい目的で行ったわけじゃないから!」「うそつけ!」顔をあわせるなり喧嘩をおっぱじめる叶夢と永璃。「だいたいね、ラブホなんて行ったことないくせに見栄張ってんじゃないわよ!経験ないくせに嘘ばっかりついて!」「さんざん男とラブホ行ってる女に言われたくありませんから!」席も別別で言い合うふたりを見かね仲裁に入る一樹と瞳だが、ふたりの言い合いは止まらない。「それじゃ、やっぱりやりたいだけだった?」フリーズする叶夢。「まあどうでもいいけど!あんたなんか最初から好きでもなんでもないし!」腕を組んで言う永璃に、「じゃあなんで俺とラブホ行ったんだよ!?」永璃もフリーズ。「この際だから言っといてやるよ!普通男わな、おまえみたいな男なら誰でもいいような女とは絶対付き合おうなんて思わないんだよ!」・・・「あんたなんかねえ、あんたなんか大ッ嫌い!!」永璃は叫んで店を飛び出してしまった・・。「今のはちょっとひどいんじゃない?」瞳も叶夢に言い永璃を追いかける。厳しい表情の叶夢・・。
翌日。部室にひとりいた一樹に続き、瞳も部室に入ってきた。瞳は腕のストレッチをしながら、「ねえ、いいかげん他の人と付き合おうって思わないわけ?叶夢のことあきらめて。それもいいんじゃないかな?」さぐるように一樹に言う。瞳は一樹が密かに叶夢に気持ちがあるのを知っているのだ。「なんでそんなこと聞くわけ?」「えっ!?別に。ちょっと興味あったっていうか。なんでもないわよ!うるさいわね!」急に怒り始めた瞳。「別に怒ってないわよ!」いや、怒ってるぞ・・。そこへきよし、静也、信太郎が入ってきた。一樹に言う3人。瞳を今日の花火にまだ誘ってないのか?自分達は今日こそ男になろうって誓っていると。3人は各自それとなく花火大会のあとにエッチしようと考えているらしい。はたしてうまくいくの?舞もやってきて、さあ練習!というところなのだが部室に叶夢と永璃が来ていない。そこへ永璃が入ってきて、部を辞めたい、もしくはパートナーを変えて・・と言い出した。舞は永璃とふたりきりで話すことにする。
「所詮あいつはやりたいだけの男なの!」永璃の言葉にそうかなあ?と舞。もしそうならその場でとりあえず好きって言ってエッチしたんじゃないのかな?「それなのに叶夢は永璃のこと好きかどうかずっと真剣に悩んでるんだよ。すごいと思わない?」そして、素直になりなよと忠告。あいつは私のことなんて好きじゃない。という永璃に、そんなことないよ絶対好きだよ!と自信満々。「じゃあ、証明してくれる?舞ちゃん。」
舞は叶夢を呼び出した。ふたりきりで部室。「みんなには絶対内緒だよ。」と服のボタンをはずし始めた!ゴクっと唾を飲む叶夢。そこへ、永璃からの携帯が鳴った。もう一度ちゃんと話したい、待ってるから。その電話で真剣な表情をする叶夢だが、電話を切り舞に続きを催促する。ニヤニヤしているぞ!叶夢!さすがに困った顔する舞。これは舞が永璃に提案した作戦だったのだ。誘惑に勝って永璃を選ぶ!そういう筋書きだったのだが・・叶夢は目の前の美人教師の誘惑に負けてしまっている!?
そこへ、今度はメールが入ってきた。「好き」・・叶夢はそれを見て舞に話しはじめた。「・・だってあいつ俺よりずっと恋愛経験あるからさ、付き合ったらがっかりされちゃうような気がして・・。」「そんなことないよ。」「本当はさ、全然自信ないんだよ。永璃のこと幸せとかにする・・。」それを聞いた舞は安心の笑顔を見せた。叶夢はやっぱりちゃんと考えていたんだ。「女の子はね、好きな人の経験があるとかないとかそんなの関係ないの。女の子は一番どこが感じるか知ってる?」「おっぱい?」「心、愛だよ。自分のことを愛してくれてるっていう気持ちが一番うれしいんだよ女の子は。」そこへ一樹達が部室に入ってきた。早く行け!みんな一部始終を部室の外で見ていたのだ。そして・・校長も。触られるのが苦手な色男校長だが、社交ダンス部が気になるのか舞のことが気になるのか最近ダンス部を見守っている機会が多くなっているようだ。瞳は一樹を花火に誘い、他のみんなもそれぞれ花火に出かけた。永璃はひとり叶夢を待っていたが・・そこへひとりの男が声をかけてきた。「よう永璃。やっぱ俺達やりなおさない?」マー君!!
なれなれしく元彼女・永璃の肩に腕をやるマー君。そこへ叶夢がようやく登場!ふたりの男はにらみ合い、そして叶夢は隙をみて永璃の手を掴んで走り出す。マー君をどうにか巻いてふたりは肩で息して話し出した。「なんで来たわけ?」「それは・・おまえのことが好きだからだよ!」!!びっくりして後ろを向いてしまう永璃。「馬鹿じゃないの!普通の男は私みたいな女好きにならないんじゃなかったの?」「悪かったな。俺は普通じゃないんだよ!知ってるだろ?おまえも?」振り向いた永璃は泣いていた。「だから・・うれしいの!」そう言ったところで花火が上がる。ふたりにとって絶好のタイミングだった。よかったね!
瞳と一樹も学校から花火を見ていた。「叶夢のこと気になるの?ひょっとして。」ジュース買って来ると一樹は席を立つ。なにやってるんだろ?私・・。そこへ真行寺がやって来た。真行寺はまだ瞳のことが好きなのだろう、本当にあんな男が好きなの?とあいかわらずだ。だが、瞳はビシッと言い返した。「あいつが本当に好きです!この気持ちだけはどうしようもできないんです。」その会話を聞いてしまった一樹はジュースをふたつ持ちながら呆然とする・・。
再びラブホテルに来た叶夢と永璃。「聞いていい?おまえさ、俺のどこが好きなわけ?」「それは・・アホなとこ。」きよしが帰れコール浴びてたときに助けにはいった所、レイが子供おろした時もそんなの気にしないで踊ろうと手を差し出した所、そして自分が真行寺にひどいこと言われてた時真っ先にかばってくれた・・。永璃はちゃんと叶夢のいいところずっと見てきてたんだね。ふたりはいつしか笑顔でいっぱいになっていた。
きよしも花火を見ながら可奈言う。「・・そっちがそういうことしていいって思うまで待ってるから。」「・・ありがとう。」可奈はきよしの手を握る。
静也は真剣な話するとすぐかわされてしまうことをレイに聞いてしまう。俺のこと好きじゃないわけ?だけどレイは静也のことをないがしろにしているわけではなかった。ああいうことがあったから・・エッチとかはまだ無理・・。だから話をそらしてしまっていただけ。「でも・・好きだよ。」その言葉で今は十分な静也。「俺って本当に馬鹿だよな。」
信太郎も真帆に走ってるおまえが好きだと言う。「もう陸上やらないのか?」信太郎は真帆自身のことをいつもちゃんと見ているのだ。
ともかくそれぞれの頭上に花火が綺麗に上がる。もう、ダンスのパートナー同士が本当のカップルになってきてしまったダンス部のみんなだが。校長と舞もいっしょに花火みたりしていい感じになってきている。あとは一樹と瞳なのだ・・。
何か伝えようとしている瞳の言葉をさえぎり一樹はついに言う!「俺と付き合ってくれないかな?叶夢のことはもう忘れるからさ。」次回、夏合宿!瞳は幸せになれるのか!?

#7
「俺と付き合ってくれないかな?叶夢のことはもう忘れるからさ。」瞳にキスしようと一樹は瞳に近づき肩に手をやる。キスしようと顔を近づけるが、瞳に突き飛ばされてしまった。「あっごめん。ほんとに・・ほんとにあきらめられるの?叶夢のこと?」「うん。」「ならいいよ。付き合っても。でもキスとかそういうのは待ってくれる?もうちょっと付き合ってからっていうか・・。」「大事にしてたもんな、ファーストキス。」「うん。」瞳は一樹のことが好きだったわけで、これで瞳も好きな人と結ばれハッピーハッピーだ!と思われたのだが・・。
社交ダンス部の練習。叶夢と永璃のふたりのダンスはクルクルと舞って華麗に決まっていた。他のメンバーも唖然。そのダンスからもふたりの仲がうかがえる。「すごいラブラブだね?叶夢と永璃。」「だね。」瞳の言葉に一樹が答える。今日の練習は終わり。せっかくなので合宿してみっちり練習しよう!と舞が言うので盛り上がるみんなだが、まだ部になったばかりで部費がでていないので学校で合宿ということに。それでもメンバーは浮つくのであった。「ちょっとみんな!もちろん男女部屋別別だからね。」あくまでも練習なんだから!と舞。副部長である一樹がみんなをたしなめるが、はからずもみんなに一樹と瞳が付き合っていることが判明してしまう。「実はそうなんだ!」と瞳。「ええ~!?(笑)」一同喝采する中、舞は不思議そうに首を傾げていた。
~なぜ愛は人を狂わせるの?~が今回のテーマ。今回の話は一筋縄にはいかないよなあ。。
帰宅中。「いやあ、よかったよかった!親友なのに俺だけ彼女できたからさあ、心配してたんだよ~おまえのこと~。」叶夢は一樹に肩を組みながらうれしそうに話している。「それで?どこまでいったんだよ瞳ちゃんと?」どうやら叶夢は永璃とやったというのが話の節節でわかってしまった一樹。「最高だなあ!大人の男になるって~。」叶夢は昨日と世界が違って見えるらしい。「おまえはほんとに幸せだな、いつも。」二人の前を少し先に歩いていた瞳と永璃も女の話をしているようだ。「いい?明日からの合宿が勝負なんだからね!わからない事があったら何でも聞いて。」永璃は言いたいこと言って叶夢と手をつないでどっかに行ってしまった。「やっぱりさびしいんじゃないの?叶夢を永璃にとられて?そうだ!私達も今度どっか行かない?映画とか。」瞳もなんだかうれしそうなんだけど・・。
瞳は弟の世話で一足先に帰ってしまった所へ、チリンチリンとベルを鳴らして舞が自転車でやってきた。一樹達はアイスを食べながらベンチで話をすることに。「でも意外だったな。一樹は他の人のことが好きだと思ってたから。」「えっ!?」動揺する一樹は舞の言葉をさえぎるように、「舞ちゃんはどうなの?好きな人とかいないわけ?」「えっ?・・ちょっと気になる人がね。私のことなんて好きなわけないよ。でもそうでもないかなって思う時もあるんだよね・・。」人のことはわかるが自分のことはわからないらしい舞。どうやら舞は校長のことが気になっているようだ。。
そして合宿。男達はもう遊び気分でいっぱいだ。そして、練習シーンは一回も出てこないというサービス付だ。もうみんな恋愛のことだけで頭いっぱい、そういう話がメインだから割愛してんだな。だが実は、昨日叶夢は永璃と喧嘩してしまったらしい。一樹に相談する叶夢。一樹は永璃のところに行きなだめようとするが永璃も一方的にまくしたてる。痴話喧嘩の間に入ってしまった奴ほど疲れるものはない。一休みしている一樹の元にきよしが来た。「可奈にちゃんと好きだって言わなきゃって思うんだけど、どうしてもだめなんだよね・・。」「メールにしてみれば。」「なるほどお!」それを境にみんなが一樹に相談しに来た。みんなのろけ話ばかり・・。一樹はへとへとになってしまった。瞳はそれをあきれて見ていたようだ。「もうすっかり仲直りしてるけど。叶夢と永璃・・。」「えっ?」
結局合宿は景山に見つかってしまい一晩で終わり。帰り支度するみんな。そんな中、叶夢と永璃がまた喧嘩している。また痴話喧嘩だ・・。黙々と部室をかたずけている一樹の横でギャーギャー喧嘩しているふたり。瞳が一樹の様子を心配そうに見守っていた矢先、「いいかげんにしろよ!おまえらの悩みなんて馬鹿らしくて聞いてられっかよ!好きなもの同士付き合えるなんて奇跡みたいなもんなのに、くだらないことでうじうじ悩みやがって!おまえら全員馬鹿だよ!自分がどれだけ幸せなのか全然わかってねえんだから!」一樹がキレるなんて・・一同唖然。叶夢はさすがに悪いと思ったか一樹に、瞳ちゃんと喧嘩したんだろ?俺が仲直りさせてやると言う。「おまえは何にもわかってないな?」いままで散々おまえに振り回されてきた、本当はこんな学校来たくなかった!頼むから俺にかかわんな!「本気じゃないよな?カズ?俺達親友だろ?」「俺はおまえを・・おまえを・・」一樹の目は潤んでいた。だが、一瞬にして怒りが灯る。「俺は親友なんて思ったことは一回もねえよ!!」「信じないぞ、俺は絶対に信じないから!」一樹はそう言う叶夢をおもむろに殴りつけた!ふたりは激しく殴りあう・・。女子達は口を押さえて怖がり、他の男子も止めに入ろうとするがふたりの殴り合いは止まらない。校長が入ってきてようやく収まったが・・。「絶交だ!!おまえなんか!!」叶夢は一樹を睨みつけ部室を出ていった・・。
ひとり部室にいた一樹の元に舞がやってきた。舞はすべてわかっていた、叶夢にわざと嫌われようとしたと。叶夢をあきらめるために・・。「じゃあずっと変な奴だと思ってたんだ・・俺のこと。」そんなことない、人を好きになることはすばらしいことだからと舞。「でも、どうして瞳と付き合おうと思ったの?」「叶夢が・・俺のことなんて好きになるわけないし。瞳と付き合えば自分も変われるかなって・・。」「私は!そういうのは!同情ややけで!絶対に許せない!」舞は怒ってしまった。「こんなことしてたらひとりぼっちになっちゃうよ、昔の私みたいに・・。」
家で勉強中の瞳の携帯に一樹から連絡があった。「今から会えないかな・・。」瞳はすぐ行くと服を選びはじめた。一樹の前に現れた瞳はいつも可愛いけど今夜はもっと可愛い。。でも一樹はいつもと雰囲気違うねと言うだけ。それは褒めてくれてるの?不安そうな瞳。ゲーセンで遊んでいても会話がなんとなくかみ合わない。川沿いを歩いて帰る途中、「ねえ、聞いていい?私と叶夢が溺れてたらどっち助ける?」「・・そんなのおまえに決まってるだろ。」「そうなんだ。」それでも不安は消えない瞳。そこへ永璃からの携帯が鳴った一樹。叶夢は寝込んでしまっていると報告してきた。「叶夢はカズがいないと駄目なの。お願いだから仲直りしてよ!」そんな電話も切ってしまった一樹。「いいの?ほっといて。」「それよりどっかいかない?」瞳は行きたい所があると一樹を部室に連れてきた。
夜の学校。誰もいない。瞳はおもむろに服を脱ぎ始めた!「別にいいじゃん?私達付き合ってるんだし!」必死にそれを止める一樹だったが。「あんたがはっきりしないからいけないんでしょ!?叶夢のところに行きたいならいけばいいじゃない!?あんたがいつまでもうじうじしているから私までこうおかしくなってわけわかんないことするんでしょ!?逃げてんじゃないわよ、好きなら好きって言えばいいじゃない!」瞳は泣いていた・・。ごめん・・部室を出て行ってしまう一樹を見て、瞳は立ち尽くすしかなかった。一樹は自分を選んでくれなかったのだ・・。でも行かせてしまったのは自分だ・・。そこへ舞が現れる。舞は徹夜で喧嘩で壊れた部室を直していたのだ。「なんでこうなっちゃったのかなあ?ほんと嫌になる。私昔から恋愛運ないんだよね!もしかして一生こうなのかなあ!?どこがいけなかったのかなあ!?」瞳は叫ぶように舞に言う。「瞳は間違ってないよ・・。」やさしく瞳のとなりに座る舞。正しい道が歩きやすいわけじゃない。今の瞳にとって、とてもやさしい言葉だった・・。そして、一樹もあとで瞳に電話するのだ。ちゃんと叶夢に気持ちを伝えると・・。微笑む瞳。「がんばって。」いい女なのだ!瞳は。
プールに呼び出され叶夢がやってきた。「なんだよ話って。」「おまえが好きなんだよ。」「俺も好きだよ。」「だから、おまえの好きとは違うんだって!だから・・わかんだろ?」俺がいちゃいちゃしてたらむかつく?俺とキスしたい?「したい・・。」「そうか・・。」叶夢はすべて察したらしい。きっとこの前の喧嘩もそういうことだったんだなと。じゃあキスしてみる?「いいのかよ?」「男とキスとか超無理とか思ってたけど、したこともないのにそんなこと言うのは失礼だもんな。」笑顔を作ってくれた叶夢。この男の魅力というか心の広さには度肝を抜かれるな。そして・・本当にキスしてしまったふたり。すげえドラマだ。。ごめん、こういうのやっぱ無理。と言うがこれからも親友だよな!と抱きつく叶夢。あたりまえだと返す一樹。なんだか一樹の心はいつの間にか晴れやかになっていたのだ。
しかし、一樹の叶夢への気持ちはかなり本気だったんだな、もう少しやわらかいものだと思っていたけど。なんにせよ、ふたりの友情は復活したのだ。
「振られたんだ?」「うん。」「でもあんたに告白されても全然変わらないね?叶夢。」「そういう奴だから好きになったんだ。」「そうだね。」夜みんなで楽しそうに花火しているのを眺める一樹と瞳。「みんな俺が叶夢のこと好きだったって知ったらどう思うのかな?」「そんなの関係ないよ、だってみんな一樹のことが好きなんだからさ。いつも周りの人の気持ちを考えて・・。そんな一樹が、私は好きです!大好きです!」笑顔で言ってくれた瞳。
~僕はなんて幸せなんだろう~一樹は本当にそう思うのだ。今の一樹だったらもうあの時のようなことで喧嘩なんて絶対に起こさないだろう。そして気づいて欲しいものだ。目の前にこんないい女(瞳)がいるってことに。瞳の気持ちが一樹に届けば、こんないいことないんだけどな。。
そんなダンス部の花火を遠くから舞と校長がまたしてもいっしょに眺めている。舞の気持ちもまんざら脈なしでもないのかも知れない。。
夏休みが終わり、文化祭に向けてさあ!練習というところでまたしても問題が起きる。実は省略していたが、ダンス部の男子を引き込むために舞は派手派手な下着を着ける約束をしていたのだ。なんでもいうこと聞いてあ・げ・るという誘惑で叶夢達をその気にさせていた。もちろん今はそんなことなくてもダンス部の男子は大丈夫なのだけど・・。しかし!その下着を叶夢が大事に持っていたことで、またしても社交ダンス部は危機に立たされることになる!?

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